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ロックダウンで変わる街の景色
【追記 2021年3月5日】昨日3月28日までのロックダウンの決まったドイツにおける、検査に関する重要なルールの変更について追記しました。
ブティックの並ぶハンブルクの目抜き通り。お店はすべてクリスマス前から4ヶ月もの間、閉まったままです。それでも春の陽気に誘われて、散歩している人もかなりいます。
ブランドの宣伝になるのでしょうか。ロックダウン中でも、ショーウインドウに商品をきれいに並べている店がほとんどです。
赤い大きな花を背景に水色の春らしいワンピースを飾った、おしゃれなショーウインドウがありました。
「お店はクリスマス前から閉まっているけど、ショーウィンドウはもう春なんだ」
何だかほっとした気持ちになりましたが、よく見るとマスクをつけたマネキンが着ているのは防護服で「ドイツ流ブラック・ユーモアかな」と苦笑い。
お店のドアは空いていて、入り口でショッピングバックらしきものを受け取っている人もいます。
ドイツでは最近「クリック&ピックアップ」と言って、インターネットで好きな商品を注文し、お店に受け取りに行くショッピングスタイルが普及しています。お店の奥まで入らなくても商品とお金の受け渡しができるよう、入り口近くにカウンターを作っている店がたくさんありますが、そんなお店のひとつなのでしょう。
「ここって、どんな服を売ってるお店だったっけ…」
そう考えていたら、あることに気がつきました。
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