「ワクチンの重篤な副反応リスクがコロナの入院リスクを大幅に上回る」年齢・性別・接種回数の12歳以上の子どもたち
【9月10日】イギリスの12歳以上の子には「推奨しない」と発表する前に、アメリカCDCが「推奨する」ことを強調した最新のデータについて追記しました。
9月3日、英ワクチン諮問委員会(JCVI)は「12歳以上の子どもには新型コロナワクチンの接種を推奨しない」と発表しました。日本のように「推奨を控えている国」はあったものの「推奨しない」と言い切った国はイギリスが初めてではないでしょうか。
英ジョンソン首相はそれでも子どもたちの接種を始めると宣言。国民やメディアからも「重症化率は感染者数を分母にしているのに、ワクチン副反応は人口を分母にしているのではないか?」といった方法論の誤りを疑う声や「子どものワクチン接種の権利を侵害している」といった批判が続出し、ワクチン学の権威でJCVIのメンバーでもあるアダム・フィン教授が動画で警告を呼びかける事態にまで発展しました。
そして、フィン教授らが「推奨しない」と評価する根拠にした”爆弾論文”が判明しました。査読前ですが、非常に大規模なデータに基づく信頼ある研究者のグループによる解析で、同じ12歳以上の子どもでも年齢・性別・ワクチンの接種回数によって細かな分析をすると、特定の年齢・性別・接種回数の子どもだけが、コロナの入院リスクをはるかに上回るワクチンによる心筋炎の副反応のリスクを負っていることが分かりました。
具体的なデータを見てみましょう。
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