署名の提出と、証人尋問のお知らせ。
不正なマウス実験でHPVワクチンの薬害を主張する医師から起こされている、名誉棄損裁判に関する署名へのご協力、ありがとうございました。
総数2577件の署名と多数のメッセージが集まり、東京地裁(6月4日)、信州大学(6月13日)、信州大学(6月19日)に提出しています。
メッセージは「署名に寄せられたメッセージたち(1)(2)(3)」で公開していますので覗いてみてください。
証人尋問の日時も決まりましたので、お知らせします。
証人尋問は、私も映画やドラマでしか見たことがありませんが、捏造を指摘した側の自分が、まさか被告の立場で法廷に立たせられようとは夢にも思っていませんでした。
時間もリソースも奪われますが、真実を明らかにする機会と捉え、全力を尽くしたいと思っています。ぜひ応援に来てください。
証人尋問の日程
7月30日 10時~『10万個の子宮』のA氏(非公開)、14時~ 原告池田(806法廷)
7月31日 10時半~ 大江Wedge元編集長、13時半~ 村中(527法廷)
横断幕と街頭演説の出る裁判期日
これまでの期日では、反ワクチン団体の関係者が傍聴席を埋め、地裁前に横断幕を掲げるなど激しい反ワクチン活動が行われてきました。横断幕の前では、隈元邦彦氏(元NHK科学文化部デスク)や田中康夫氏(元長野県知事)が街頭演説を行います。
あるジャーナリストによれば、裁判の後には地裁の一室で、私の名前を呼び捨てにしながら、池田氏の代理人弁護士らによるこの団体へのブリーフィングまで行われていたそうで、原告の池田元教授と反ワクチン運動との密接な関係が伺われます。
尋問当日も反ワクチン運動家が多数、傍聴や抗議行動に来ることが予想されます。
応援してくださる方、取材の方はどうぞお早めにお越しください。
池田氏の代理人はA氏の代理人を兼任している
ところで、捏造マウス実験を実際に手を動かして行ったA氏も、遺伝子改変マウスを無断で信州大学から移動し、教授職を雇止めになった国際医療福祉大学を相手取り裁判を起こしていました。
その訴訟の代理人も、なぜか池田氏の代理人と同じ清水勉弁護士らです。こちらの訴訟はほぼ満額の条件で和解しており、A氏は清水弁護士たちには頭の上がらない状態だと考えられます。
科学の世界では、医師や研究者と製薬会社の利益相反が厳しく問われます。
法律の世界では、反ワクチン医師と弁護士、反ワクチン医師と反ワクチン団体との利益相反は問われないのでしょうか。
本当に不思議なことです。
前回の期日(6月9日)では、“A氏の代理人でもある”池田氏の清水弁護士らが、「実はA氏には持病があり、尋問に耐えられそうにない」と言いはじめました。
そのため、本来、尋問は公開法廷で行われるべきところ、A氏の尋問だけは非公開で行うことになりましたが、必ず出廷して真実を語って欲しいものです。
池田氏、A氏、および、私、Wedge元編集長大江氏、取材に立ち会った宮川教授の4人の陳述書と、専門家による意見書(一部)が以下のリンクにアップされています。
https://www.mamoreruinochi.com/top/publication/
裁判の資料は膨大ですが、取材に来られる方、この裁判に関心のある方は、ぜひ陳述書と意見書だけでも目を通していただけたら嬉しいです。
間もなく、この訴訟が始まってから2年になります。
一般メディアでの執筆の機会は失われ、気力体力を保つのが難しい長丁場ですが、皆さんの応援に支えられています。
noteのフォロワーも気がつくと1万人を越えていました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
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