泣いてる青い花と『10万個の子宮』
ついに自分の著作を持てることになった。「10万個の子宮」という。noteで同じタイトルのスピーチを公開しているので、「10万個の子宮」という言葉と、記事につけた青い花の写真を見かけた人もいるだろう。実は、この泣いているような青い花の写真のデザインは書籍「10万個の子宮」の表紙にも使われている。この本が今朝、やっと校了した。
「10万個の子宮」というタイトルのオリジナルは、昨年11月30日(日本時間の12月1日)、科学誌「ネイチャー」などの主催するジョン・マドックス賞をいただいた時、ロンドンの授賞式で英語で披露したスピーチにつけたものだ。帰国してから翻訳し、受賞から10日近くが過ぎた、とてもネットユーザーが活発だとは思えない土曜の朝に公開した。
というのも、海外ではBBCから「ガーディアン」まで大手メディアが私の受賞を大騒ぎで取り上げたが、日本のメディアからの反応はあまり無かったから。記録の意味もあって公開するけどきっと誰も読まないだろうと思い、ロンドンの騒ぎにヘトヘトだったのもあって、投稿してすぐブラウザを閉じた。
ところが、しばらくしてパソコンを開いて驚いた。
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