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オミクロン株対応ワクチン導入、日本の備えは大丈夫か

8月31日、最新情報を大幅に加筆しました。

本日、日本でも10月半ばの導入を想定していたオミクロン株対応ワクチンの接種を前倒しし、「18歳以上を対象に9月から接種できるよう調整(検討)に入った」との報道が出ました。

ワクチンの導入には何かと慎重な姿勢できた日本ですが、今回の対応は早いと言えるのでしょうか。海外はどのような状況なのでしょうか。

note「来週にも承認予定のオミクロン株対応ワクチンについて知っておくべきこと」と合わせて読んでください。


欧米はすでに承認前発注済み

米CDCは、8月16日、CDCが米モデルナと米ファイザー・独ビオテックの2社か緊急承認申請中のオミクロン株対応ワクチンについて、8月17日~24日、24日~の2回にわたり、両社合わせて1憶7500万回分の承認前発注を行い、9月5日には緊急承認を行う予定であることを発表しました。

ヨーロッパもオミクロン株対応ワクチン獲得・接種の準備を早くから着々と進めてきましたが、

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