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武漢ウイルス研究所(WIV)のうわさ

台湾はWHOに公電で原因不明肺炎の「ヒトーヒト感染」の可能性を警告していたという話とほぼ同時に出てきたのが、4月14日に米ワシントンポスト紙がスクープした、2018年に在北京アメリカ大使館がホワイトハウスに送っていたという別の公電のニュースだった。

2018年1月から3月にかけて、アメリカ大使館は、環境科学・技術・医療の担当官を数回にわたって「武漢ウイルス研究所(WIV)」に派遣して、WIV内のラボでは杜撰な管理状況の下、コウモリから採取したコロナウイルスの実験が行われているのを確認しており、このようなウイルスが人に感染することがあればSARSのようなパンデミックが起きかねないと、公電で指摘していたという。

新型コロナの起源は、武漢の市場とは言われているものの、今日まではっきりとしたことが分かっていない。

WHO抜きでパンデミックは終わるのか
【目次】
●テドロス氏とWHO改革
https://note.com/rikomuranaka/n/n05dd73ac27ba
●アメリカCDCとは何者なのか
https://note.com/rikomuranaka/n/n184158d3ded9
●WHOが中国に許した26日間のリード
https://note.com/rikomuranaka/n/nd4bb2ceb5842
●進藤奈邦子さんの思い出
https://note.com/rikomuranaka/n/nb795fd89c374
●人工知能(AI)を駆使した「噂の監視」
https://note.com/rikomuranaka/n/nc74ec2c24f59
●WHO「噂の監視」システムを使って新型コロナ発生の噂を検証した結果https://note.com/rikomuranaka/n/nb828a0f795b4
●武漢肺炎「第0号」患者
https://note.com/rikomuranaka/n/n98ffbca1c802
●パンデミック・ポテンシャル
https://note.com/rikomuranaka/n/n9072d17249ea
●武漢ウイルス研究所(WVI)の噂
 (今回記事)

武漢の研究所で作られた人為的なウイルスであるというまことしやかな噂は新型コロナ流行が世界に認識されはじめた当初からあったが、本当のきかっけは2017年2月

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