2020/07/20 (月) 愛しの松田牛乳
曇り時々雨
帰省したら飲みたいのは松田牛乳
子供の頃から変わらないデザイン。
写真のはコーヒー牛乳。
男の子のパッケージがかわいい。
キャッチフレーズの『富より健康』もツボる。
こんなに美味しい牛乳が給食で出ていたのだ。
子供の頃、牛乳は近所の牧場へもらいに行っていた。
おそらく月額いくらとかで買っていたのだろう。
朝、空の一升瓶を牧場の家まで持っていく。
玄関には牛乳が一升瓶に入れられ、水を張った大きなバケツの中に数本が冷やされていた。
暗黙の了解で家の人がいなくても空の一升瓶を置いて、牛乳を一本持って帰る。
牛乳はまだほんのり温かかった。
絞りたての牛乳は時間がたつと脂肪分が浮き上がって分離してくる。瓶を揺すって鍋に出し、必ず温めて飲んでいた。
鍋の淵に残る膜をスプーンですくってたべるの好きだった。
小学低学年になり、衛生法で牛乳が直接買えなくなった。牛乳はスーバーで買う紙パックの味気ないものになってしまった。
こんな風にのんびりとした生活はもうとても遠い。
牛乳の空きビンを眺めながら昔の事を思い出した。