【乳幼児向け】雨の絵本 おすすめ5冊
現役保育士・日本語教師オススメ絵本
「雨の日」編
わたしの住んでいるドイツはすっかり秋模様。
冬ももう近いと思うと、憂鬱な気分になります…。
最近、雨がしとしと降る日も増えてきたので、
今回は「雨」の絵本を集めてみました。
雨の日に、おうちでゆっくり一緒に絵本を楽しんでください♪
その1『あめかな!』(福音館書店)
作・絵:U.G.サトー
0歳児の子に読み聞かせをしても、
「あ!あ!」と指をさして反応が良かった絵本。
たくさんある0.1.2歳シリーズの中でも、子どもに好かれている印象の1冊。
これを読んでから、一緒に絵の具遊びをしても楽しそうです◎
水で溶いた絵の具を画用紙に落として、ストローで吹いたり、紙を動かしてこの絵本のように「雨」に見立てたり・・・。
その2『雨、あめ』(評論社)
作・絵:ピーター・スピアー
わたしと弟が大好きだった1冊。
字のない絵本で、何があんなに楽しかったのか覚えていないのですが、良く手に取って、絵を隅々まで見ていました。
雨の日は、この絵本のように、風邪をひかない程度に、お外遊びも楽しいですね♪
その3『あめふり - ばばばあちゃんのおはなし』(福音館書店)
作・絵:さとうわきこ
大人気ばばばあちゃんシリーズ。
雨ふりが続くのが嫌になったばばばあちゃんは、唐辛子の束をストーブや暖炉の中へ入れて・・・もくもくからーーーーーい煙を上げます。
子どもの頃、これを読んでもらうたび、「ばばばあちゃん、めっちゃ賢い!」と思っていました(笑)。
その4『あめのひのえんそく』(ひさかたチャイルド)
作・絵:間瀬なおかた
乗り物といえば、やはり男の子の食いつきがいい一冊。
ここから、「ぼくもバス乗ったよ」「バス乗って〇〇行ったよ」と、
子どもたちの話がふくらむ絵本です。
その5『しずくのぼうけん』(福音館書店)
作:マリア・テルリコフスカ
絵:ボフダン・ブテンコ
訳:うちだりさこ
バケツから飛び出した水のしずくは、どんな冒険をするのでしょう?
お日さまにぎらぎら照らされて水蒸気になったかと思ったら、空にのぼって雲のところへ・・・。今度は雨になって地上に逆戻り。
気温や場所によって変化する水の不思議を描いた「かがくの絵本」です。
今読めば、勉強につながる知識を教えてくれている科学の本だとわかりますが、子どものときは、自然とお話として読んでいました。
絵本から自然と得られる知識、大切ですね。
絵本を読むことの大切さ
絵本に小さな頃からたくさん触れさせることの大切さは、お子さん4人を東大に入れた有名ママ・佐藤亮子さんのこの本の中でも書かれていました。
要点をまとめていますので、ぜひ読んでみてください。