【要点まとめ】『「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』- 生活編
現役保育士・日本語教師オススメ本
『「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方 - 生活編』
この本に関しては、参考にできそうなポイントがたくさんあったため、「生活編」「勉強編」とわけてまとめてみました。
特に中学受験などを考えていないご家庭でも、日ごろの生活の中で意識しておくと良さそうなポイントがたくさんありますので、ぜひご参考まで◎
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ちなみにこの本を書いた佐藤亮子さんの別の著書『3歳までに絶対やるべき幼児教育 - 頭のいい子に育てる』についても要点をまとめていますので、目を通してみてください。
1.お母さんの心得編
子どもはとにかく褒める
叱るときは、事前にシュミレーションし、感情に任せて叱らないこと
「なぜできないのか」を子どもと一緒に考える
テストでどんなに悪い点数をとっても、まずはそこまで頑張ったことを褒め、自尊心を保たせた上で、「ここの問題は惜しかったね」など、問題点を指摘する。「ちょっと待ってね」はNGワード
待っている間に子どもの好奇心はどんどんしぼんでしまう。どうしても手が離せない場合を除き、子どもが話したいタイミングで対応する。その他「佐藤家NGワード」
✕「あとで!」→子どもから質問されたら、基本的には即対応
✕「勉強しなさい」→○「10~11時まで30~35ページまでしなさい」
✕「お父さん/お母さんは○○が得意だった」→比較しない
✕「いつまで寝ているの!」→成長期は眠いのが当たり前育児書、教育書を鵜吞みにしない
基本的には本に書いてあること、ネットでの情報など「そのまま役に立つことはない」。自分の頭で考えて取捨選択すべき。いろいろな情報から学び、組み合わせ、「自分のハウツー」をつくる。
2.日常編
家の時計は20分早くしておく
余裕をもって行動させる。時間にルーズな人は何においてもルーズになりがち。「時間には限りがある」ことを小さい頃から教える。カレンダーはその月と翌月のものを
カレンダーは見やすい大きさのものを、その月と翌月のものを並べて使う。「来月のテストまで、あと○日」など、目に見えて予定が把握しやすい。朝の対応
「起きなさい」と声を張り上げず「朝だよ」と何度も伝える。
朝気分よく過ごせるだけで、子どものその日の気分は変わってくる。嫌いな食べ物は、刻んで隠して食べさせる
楽しくおいしく食事をすることが基本。大人になれば、ある程度好き嫌いはなくなるので、小さいうちは無理をさせない。スナック菓子やカップラーメンは「非日常」
普段は一切食べさせない。テスト勉強中など、特別な時に食べるからこそ、目新しく生活にメリハリが出る。テーブルマナーを教えるのは親の仕事
お箸の持ち方やものの食べ方は、一朝一夕で身に付かないことなので、家庭できっちりしつける。
3.家庭のルール編
おもちゃは我慢させない・制限しない
おもちゃで遊ぶ期間は限られているため、遊んだら楽しそうなものはどんどん買い与える。
子どもの成長はとても早く、遊びにも旬がある。「クリスマスに」「誕生日に」と言っていると、遊びの旬を逃すかもしれない。片付けや手伝いは必要ない
「遊んだ後、片付けをしないといけない」と思うと、子どもはだんだん「全部おもちゃを出さずに遊ぼう」などと思いきり遊べなくなる可能性がある。そのため、片付けは親がすることと割り切る。
子どもはその時にしかできないことをさせるべき。片付けも家事も、大人になってからでもできる。テレビなど「画面」はなるべく見せない
テレビはあえて行きにくい部屋、子どもの生活導線外の部屋に置く。
見たい番組がある場合は、その時間のみ見る。
家の中では基本的に、日本の古典的な音楽や童謡を流す。ゲームを非日常にする
全く制限はしないが、時間を決めること。また、普段食べられないスナック菓子やジュースなどとともにみんなで盛り上がるなど、非日常のイベントとして行う。
4.家族編
家族行事は全員参加で
誕生日やクリスマスなどの行事は、「当日やること」より「家族全員がそろうこと」を優先する。子育ての責任を父母でシェアしない
佐藤家の場合は、子育ては全てお母さんである亮子さんの責任において取り組まれていたそう。
教育方針は夫婦で同じ方向性を持つか、もしくはどちらかに任せてしまう。そうすることで責任のなすりつけ合いにならない。それが家庭円満であり、子どもにとっての快適さにつながる。「1日1時間」は、子どもとの時間をつくる
習慣づけるために、決めたら必ず毎日すること。
宿題を見る、テスト勉強をする、音読や解答用紙チェックなど。夫婦喧嘩は、子どもの前でも同じようにする
「夫婦は気に入らないことがあっても、価値観をすり合わせながらやっていくもの」だということを見せる。
また目の前でケンカすれば両方の言い分もわかるしリアクションも見えるので、子どもたちも自分の頭で考えて納得できる。
ただし、本人のいないところで陰口を言わないこと。(お父さんがいない時にお父さんの悪口を子どもに愚痴るなど)
5.習い事編
何事も、できるだけ早くプロに教わる
子どもは「できない」のではなく「知らない」ことが多いので、適切な指導をプロから受けると劇的に伸びることが多い。習い事は必ずゴールを決めてから始める
子どもたちに「やめぐせ」をつけないことも親の務め。一つでも許してしまうとそこから決壊していくので「やめない」ことを確立させることが大切。
目的、目標、どうしてその教室なのか、先生はどうか、習い事や塾も、途中でやめない子どもに育てたいのであれば、親がしっかり下調べをして、やめなくていい環境をつくることが大切。習い事は、親も一緒にする
勉強だけでなく習い事も親が一緒に見てあげる。できれば家で教えてあげられると良い。それができなければ、見てあげるだけでもOK。
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