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りゅうの めの なみだ
絵本「りゅうの めの なみだ」
浜田広介・文いわさきちひろ・絵
偕成社発行
人々にきらわれていた竜に同情した少年が、山の谷間に竜をたずねました。
竜は、少年のあわれみの心にうたれ、
目からなみだをながします。
なみだは、あふれてかわになりました。
この絵本知っている方いらっしゃるでしょうか?
自分もいつどこで買ったのか覚えていないのですが、大人こそ読むべき絵本の一つかもしれません(>_<")
この絵本から学ぶこと!
①行動を起こす勇気
人々から嫌われている竜を少年はただかわいそうと思うだけでなく、会いにいき、ひとりぼっちから助けようとします。
心の中で思うだけで行動に移せないことたくさんありますよね…でも行動しないと何も成し遂げられないんですよねー。
②嫌われると心が荒む
人間に危害を加えたわけでもないのに嫌われていた竜は、自分を嫌う者たちをひどくうらみ、ひねくれてしまいました。
嫌われると嫌いになること、よくありますよね。自分が悪いことしたならともかく、何もしていないのに嫌われてしまうと、悲しいを通り越して、憎く思ってしまいますよね。
③優しさが心の傷を癒す
しかし、少年の優しい心に触れた竜は、涙を流し、人を恨むことをやめます。
④一つの善意が次の善意を生む
竜の涙は川となり、竜は船に姿を変えます。そして、優しい子どもをたくさんのせて、世の中を新しいよい世の中にしようと決意します。
誰かに助けられると自分も誰かを助けようと思うことありますよね。もちろん、善意が無駄に終わることもあるかもしれません。でもめげずに与え続けるしかないんだよなーって思います。
終わりに
この絵本を読んだとき、わたしもこのりゅうと同じように涙を流してしまいました(>_<")ぜひ、多くの方に読んでもらいたい絵本です。