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ハッピーエンドにならない絵本
久しぶりにテキスト投稿♪ですが、怖いのが苦手な方はスルーしていただいて大丈夫です(笑)
今から紹介するのは、
エドワードゴーリーの
「ギャシュリークラムのちびっ子たち」という絵本です。
エドワードゴーリーと言えば、たしかちょっと前に「世界一残酷な絵本作家」として話題になっていたかな??
その時は私も絵が不気味すぎてスルーしてしまったのですが、最近妙に気になりだしていろいろと調べていたら、彼が作った絵本はほぼ不幸なまま終わる。ほんと、期待を裏切らないほど不幸に終わってます。
そんな数ある絵本の中で、あーちょっとおもしろいなーと思った絵本を紹介。
それが、「ギャシュリークラムのちびっ子たち」
まぁ、子供たちがただただ悲惨な目にあいます(-""-;)
でもこれは、ある意味で教訓話になっていて、
例えば、Aのエイミーは二階建ての家では階段のそばに行ってはいけないと教えられたのに身を乗りだしちゃって落ちてしまった、と捉えることもできる。
何でこんな絵本作ったのか??
そう思う人はたくさんいると思うのですが、
ゴーリーとしてはただ
「現実を書いているだけ」
現実の世界では、不幸な目に合い、ハッピーエンドがこない子供たちがたくさんいる。そんな現実をそのまま書いているだけ、だそうです。
そのことを知り、この人すごいな・・・って私は思いましたね。
最後に猫好きな方に朗報♪
ゴーリーは大大大の猫好きで、絵本の中で猫だけは不幸な目にあわないです(笑)