地域最安値のお財布に優しい利用料金。2024年11月オープンしたての施設見学に行ってみた
この記事は、"大切な家族を安心して任せられるか"を選定基準としたホスピス見学レビュー記事です。ご家族をホスピスに預けようか悩まれている方にとって、参考になれば嬉しいです。
今回は2024年11月にオープンしたばかりの、株式会社フレアスが運営するフレアスメディカルホーム小田原へ見学に行ってきました。
小田原駅からはバスの乗り換えが必須。駐車場は6台
小田原駅からは徒歩29分の位置にあるので、主要駅からのアクセスは三角。
家族の面会制限はありませんが、バスか車で行くことになりそうです。
駐車場の台数は6台と限られているので、事前に電話をすれば、駐車場の空き状況を教えてくれると言っていました。
フレアスグループのホスピス施設はどこも主要な駅からは、一定離れているようで、ご家族が頻繁に通う場合には、近所に住んでいるか、車を所持していないと、正直なかなか難しいなあと思いました。
トイレの有無に関わらず部屋の料金は一律。備え付けの家具は完備
トイレが備えつきの部屋と、廊下に共同トイレがある部屋とタイプが分かれます。有無に限らず、部屋の料金はすべて一律で、入居者側が部屋を選ぶことができないので好みが分かれそうです。
トイレがない部屋になってもすぐ隣にトイレが設置されているので、大きく困ることはなさそうです。
部屋は13㎡ほどで、一般的な住宅型有料老人ホームのサイズです。
テレビ、棚、冷蔵庫、カーテンなど一式がすべて備え付けなので、持ち込みの必要がなく、家族にとっても負担が少なくて助かるなあと思いました。
全国から利用者が集まるほど、お財布に優しい料金体系
部屋は全部で24施設。
11月オープンしたばかりにも関わらず、すでに半分ほどが埋まっている状態でした。
その人気の理由の一つには、安価な料金体系がありそうです。
フレアスの料金体系は、ホスピス型住宅の中でもかなり安い設定となっており、地域最安値。
例えば、大手ホスピスの医心館は15万ほど、ベストリハは13万ほどであることと比較しても安いことがわかります。
お風呂は週に2回、食事はご飯と味噌汁は厨房で作り、おかず類は料理家の土井勝さんが監修したチルドのものを提供しており、他の施設とサービス内容に大差ありません。
また看護師さんと介護士さんの配置人数も、他の施設より格段に少ないという訳でもなさそうです。
この安い料金体系の裏側には、「看取り難民0」の実現を目指しているからだと担当者の方が教えてくれました。
今や病院にも自宅にも居場所がない「看取り難民」は約50万人ほどにものぼります。彼らに対しての選択肢を与えたい、という思いがこうした料金にも反映されているのだと思います。
ホスピスの入居者は終末期患者で短期間の入居になる方が多くいる一方で、神経難病など長期入居になるケースも少なくありません。
長期入居となると利用料が膨らみ経済的に苦しくなるのも実情。
そうなることを避けるために、価格重視で施設を選ぶ方々に多数選ばれているのだそう。
実際、小田原市内の方のみならず、静岡県など他県からも入居者が集まっているようで、見学する方も後をたたないそうです。
施設見学のまとめ
施設は11月にオープンしたばかりで清潔で綺麗。
オープンしたてなので、スタッフさんは多少ばたついているような印象でしたが、お互いに仲の良さそうな様子も垣間見ることができました。
何よりもお財布に優しい利用料金が魅力的で、アクセスや食事などへ特段のこだわりがない方にはおすすめの施設だと思いました。
以上!フレアスメディカルホーム小田原見学レビューでした。
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