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【自己紹介】ホスピスを立ち上げたい。挑戦のきっかけは大好きな祖母の癌

初めまして。
ホスピスに関する情報をお届けしている、りこです。

今回は、筆者の私が何者なのか、どのような施設の立ち上げを目指しているのか、を知っていただければと思い、本記事にまとめました。

自己紹介

経歴
・早稲田大学政治経済学部卒業
・レバレジーズ株式会社にて看護師の転職支援に従事
・2023年11月 株式会社NOKOS創業

「家族の愛情を色褪せず形に残す」と掲げ、家族の記念日に利用いただくオンラインギフトサービス「べびしゃ」「ふぁみしゃ」を展開。
テレビ東京や、日経新聞などメディア掲載多数。

これまでの活動について

会社員時代、土日や終業後の時間で、我が子への愛情や成⻑を写真上に手描きするサービス「べびしゃ」を立ち上げました。

サービスのきっかけは、自身の原体験から。

幼少期のアルバムを見ていた時に、「昔の"写真"はたくさん残っているけど、当時の"感情"は目に見えない。もっとどんな気持ちだったのかを知ることができたらいいのに」と思いました。

そして、誰もがその時に感じた思いを何年経っても色褪せずに残せるサービスを立ち上げました。

べびしゃの代表作

べびしゃをもっと知りたい方はこちら↓

初めは一人でも喜んでくれる人がいたらいいな、と軽い気持ちでした。

しかし、制作をしている中で、この一枚で涙を流してくださる方が増えてきたことをきっかけに「この体験を全国に広めたい」と思い株式会社NOKOSを創業しました。

ありがたいことに、テレビ東京やラジオ番組等への出演、東京都最大コンテストへの入賞、SNSの総再生回数は600万回以上を回るなどサービスを知っていただく機会も増え、気づけばたくさんのお客様にサービスをご利用いただけるようになりました。

出川哲朗さんにもお届けしました!優しかったな〜

ホスピス立ち上げに至るまで

このように、私はこれまでどちらかというとポジティブで前向きな「生」よりの家族愛をテーマに扱ってきました。

しかし、最愛の祖母の癌をきっかけにホスピスの立ち上げという新たな挑戦に踏み切ることにしました。

私にとって祖母は、生まれてからの今までず〜〜〜っと一緒に過ごしてきた第二の母のような存在です。

そんな祖母が癌になり、祖母のサポートが始まってから、私の家庭は少しずつ変化していきました。

ほんの些細なことで衝突してしまうことも増えました。

どんなに祈っても、努力をしても、徐々に弱っていく祖母の体。苦しい、辛い、悲しい。誰も悪くないから余計にやるせない気持ちになるのです。

そして、ふと、もし彼女がこのまま弱っていったら、どこを頼ればいいのだろうかと思いました。できるだけ苦しんでほしくない、苦しんでいる姿を見たくない、と思いました。

さらに、終末期、自宅にも病院にも行き場のない患者は数多く、看取り難民と呼ばれる人は約50万人ほどにものぼり、大きな社会課題があることを知りました。

そんな中色々調べている中で、「ホスピス」という概念を知りました。
苦痛を取り除きその人がその人らしく最期を迎えることができる施設で、自宅と病院の中間のような役目を果たすのだと。

この施設がご利用者と家族の拠り所になれば、私たちのような衝突は少なく、最後まで家族や大切な人同士が後悔の少ない暮らしを過ごせるのではないか。

そう思い、全国のホスピスへ見学に行くことにしました。

ホスピス立ち上げを決めた私がやった3つのこと

一つ目として、全国のホスピスへの見学です。
30施設以上は見たと思います。

見学レビューはこちら↓

なるべく安く家族に手間のかけないように看取ることができる施設から、ご家族も含めて皆さんが最後まで後悔のない暮らしを過ごせるようにと配慮する施設、本当に数多くのホスピスがありました。

「ここなら祖母を任せてもよさそうだな」と心から思える施設は非常に少なく、であれば私がこれまでの経験を活かしながら「大切な家族を安心して任せられる第二の家」を立ち上げよう、と心に決めました。

2つ目に、業界有識者の方々に話を聞きにいきました。
ここからは実際に立ち上げにあたっての情報収集です。

エンドオブライフ・ケア協会理事の小澤竹俊先生からは、人生の最後を穏やかに過ごすためのコミュニケーションについてご教示いただきました。

エンドオブライフ・ケア協会理事 小澤竹俊先生

マギーズ東京代表の秋山正子先生には"ホスピスケア"について最も大切なことを教えていただきました。

マギーズ東京代表 秋山正子先生

終末期の方が、後悔の少ない最期を迎えることがどれだけ難しいことか、身にしみて実感する時間でした。

私に惜しみなく、たくさんのことを教えていただいて、本当に感謝でいっぱいです。

3つ目に、実際に現場で働きました。

介護士と医療事務の資格を取得し、ホスピスでのボランティアや一般的な介護付き有料老人ホームなど幅広く施設で体験をさせていただきました。

座学と現場はやはり全く違います。
頭ではわかっていても、介護や看護は十人十色。

現場では、目の前の方がお話ができなくても、何を訴えているのかを感じ取って迅速な判断を下すことの連続でした。
介護士さん、看護師さんって本当にすごい。

現在は、実際に立ち上げるための場所を探しています。

まずは神奈川県内(川崎、小田原など)で検討中なので、もしこんな場所が使えるかも!というご紹介があればぜひお願いします。

また、私と一緒に立ち上げに参加してくださる仲間も絶賛募集中です。こちらも併せて、いつでもご連絡お待ちしています。


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私は「大切な家族を安心して任せられる第二の家」を立ち上げ中です。
行き場のない終末期患者にとっての選択肢を増やしたい。

日々の情報収集などをこちらのメディアで発信しています。
ホスピス選びに悩んでいる方は、無料相談を受け付けています。

下記メールアドレス宛にお気軽にご相談ください。
→ info@nokos.co.jp

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