夜桜りこ企画②「ChaGPTに呪文作ってもらうと?」
りこです。
今回は夜桜りこ企画の第二弾になります。
第一弾にはこの企画の趣旨にも触れているので、まだ見てない方は軽く見てもらえると嬉しいです。
では今日はこちらのツイートに入れた画像について。
可愛いキリンと女の子のイラストですが、これを
・どうやって生成していったのか?
・どういう呪文を使ったのか?
についてお話していきますね。
アイデア出しはChaGPT
今回のイラスト生成ですが、実はAIであるChaGPTに呪文を考えてもらいました。
ChaGPT知ってます・・・か?
知らない方のために分かりやすく解説しますね。
子供:ママ、ChaGPTって何?
ママ:ChaGPTは、とってもすごいパソコンのことなんだよ。
子供:すごいパソコンって?
ママ:それはね、パソコンって私たちが文字や絵を描いたり、音楽を聴いたり、映画を見たりするための機械だよね。ChaGPTも、そのパソコンの一種なんだよ。
子供:へぇ〜。でも、なんですごいの?
ママ:ChaGPTは、人間のように文章を理解して、新しい文章を自動生成できるんだよ。つまり、ChaGPTに何かを話しかけると、新しい文章を作り出してくれるんだ。
子供:新しい文章って、どういうこと?
ママ:例えば、ChaGPTに「今日はとっても暑いね」と話しかけると、「太陽が照りつけ、暑さが身に染みる」というように、似たような意味の文章を作り出してくれるんだ。
子供:すごーい!でも、どうしてそんなことができるの?
ママ:それは、ChaGPTがたくさんの文章を読み込んで学習しているからなんだよ。人間が書いた文章や、インターネットにあるブログやニュースなどを読み込んで、その中から規則性や傾向を見つけ出し、新しい文章を作り出すことができるんだ。
子供:すごーい!私もChaGPT話しかけてみたいな!
ママ:ぜひ、試してみてね!
どうですか?
少しは分かってもらえたかな?
要は「文章を書くことが出来るAI」ってことですね。
で、そのChaGPTを利用して実は
◆Midjourneyで画像を生成するための呪文を作ってもらう
ってことが出来ちゃうんです。
これはすっごーく便利なので、Midjourneyだけでなく他のAI画像生成ツールを使っている人はぜひ取り入れてほしいかな。
じゃあ、実際に私がこのChaGPTを使って
このツイート内に入れた画像をどうやって作っていったのか?そのすべてを見せていくよ。
ChaGPTに質問する
まずは以下のような質問をChaGPTに投げかけます。
ここで3案出させるのがポイントかな。1案だと偏りが出ちゃうし、5案だと多すぎる。3案だしてもらい実際に画像生成してどんなものが出来上がるかを確認した後で、方向性を変えていったほうが効率がいいなって思ってます。
じゃあ、ChaGPTはどういう答えを出したかというと・・・
英語なので「え!?分からないよ」となるかもしれないけど、安心してくださいね。
プロンプト、つまり呪文を3案だしてって言っているから、文章中の1.〜3.についてはここに呪文が書いてあるのが分かります。
そしてその前後の文章。これは呪文ではないので、分からない場合はDeepL翻訳を利用します。※この後説明するChaGPTに訳してもらってもOK。
分からないことはすぐに翻訳すれば問題ないし、続けていけばなんて書いているかをなんとなく分かるようにもなってきますよ♫
ChaGPTが出した呪文で画像生成してみる
では先程、ChaGPTが作ってくれた呪文を使って実際にMidjourneyで画像を作ってみます。
・・・とその前に3つ出してくれた呪文ですが英語なので、なんて書いているかを翻訳して確認しておきましょうか。(普段はわざわざ翻訳はかけないんですけどね)
ちなみにですね。翻訳はわざわざDeepLを使わなくてもChaGPTにお願いすることも出来ます。
方法は「日本語に訳して」ってお願いするだけです♫
かんたんですね。
では、実際にどんな画像になるかMidjourneyで生成してみます。
まずはMidjourneyのv4で生成してみます。※v4とは画像生成するモデルのこと。
1.口にデイジーをくわえたイラスト
A giraffe girl with long, spindly legs wearing a bright yellow dress with a giraffe print pattern. She has a sweet, curious expression on her face and is holding a daisy in her mouth.
2.パンクガール
A punk rock giraffe girl with a black leather jacket and a wild, tousled mane of black hair with yellow highlights. She has a fierce expression on her face and is holding an electric guitar with a giraffe pattern on it, ready to rock out on stage.
3.バレリーナ
A ballerina giraffe girl with a pink tutu and matching ballet slippers. She has a graceful expression on her face and is holding a bouquet of roses in her mouth. She is standing on her hind legs, with her front legs held gracefully in the air
いかがでしょうか?
異なるデザインのイラストが作られましたね?
これで気に入るものがあればいいんですが、なければ
・ChaGPTに再度案をだしてもらう
でもいいですし、気に入ったけど少し変更したいなぁと思えば
・呪文を追加、修正する
をしていきます。
または、このツイートに入れている画像では画像モデルを「v4」ではなく「v5」にしたらどうなるかを試してみました。
作るモデルを変更することでガラッと絵柄が変わってくる場合が多いので。
(あまり変わらないケースも時々)
A giraffe girl with long, spindly legs wearing a bright yellow dress with a giraffe print pattern. She has a sweet, curious expression on her face and is holding a daisy in her mouth --v 5
v4のモデルではイラストが平面的でしたが、v5になると立体的になりましたね。また絵柄も少し雰囲気が変わりました。
このように、同じ呪文を使ってもモデルを変更することで生成される画像が変わってくるので、ここを変えることも覚えておくといいと思いますよ。
現時点ではv5が最新モデルですが、最新だからいいってわけでもないですからね。自分の作りたい画像によってはモデルを下位にしたほうがいいこともあるんで。
では、もう一つ、MidjourneyではMidjourneyのシステムをベースに作られたnijijourney(ニジジャーニー)の画像モデルを利用することも出来ます。
そのモデルで作ると、先程と同じ呪文であってもまた雰囲気が変わってきます。
A giraffe girl with long, spindly legs wearing a bright yellow dress with a giraffe print pattern. She has a sweet, curious expression on her face and is holding a daisy in her mouth --niji 4
可愛いアニメ調になりましたね。
女の子の身長が高すぎるのは少し怖い気はしますが(汗)
また、nijijourneyも画像モデルがv4とv5があります。
先程はv4モデルを使いましたが、nijijourneyのv5を使うと・・・
v4と同じくアニメ調ですが、テイストが変わりましたね。詳細になったと思います。
こんな風にして
の呪文を使った場合でも
・画像モデルを変更する
・Midjourneyからnijijourneyモードへ変更する
をすることで、違うテイストの画像を作ることが♫
こうやって色々と作っていくと
・自分の作りたい画像の場合にはこの画像モデルがいいな
が分かってくるので、より素敵な絵の生成が可能になっていきます。
今回はChaGPTに呪文を考えてもらったそのものを使って生成しましたが、これで出来上がった画像から
にしてみたり、
そして出来上がった画像を見て、例えば先程の
「デイジーからバラに変えたのに、デイジーが出てしまう」
となれば
・出ないような呪文(ネガティブプロンプト)を使う
・バラの重みを大きくする
・バラの言葉を先頭に持ってくる
等の変更を加えていきます。例えばこんな感じで。
今回はネガティブプロンプトを使い、バラを黄色で指定して修正してみました。
A giraffe girl with long, spindly legs wearing a bright yellow dress with a giraffe print pattern. She has a sweet, curious expression on her face and is holding a yellow rose in her mouth --no daisy
このようにして、色々と呪文を追加・修正していくことで自分が欲しい絵の生成にたどり着くことが出来るようになります。
面倒臭いと感じるかもしれませんが、こうやって
・どういう呪文(プロンプト)を使えば望みの絵を生成できるか?
のプロとして『プロンプトエンジニア』が今後は注目を浴びていくと思われます。
なぜならすでに海外ではかなりの高額な報酬で募集がされているから。
数千万の報酬で募集がかかるほど、喉から手が出る求められるスキルってことですよね。上記の例では画像に限った話ではなく、幅広いAIのプロンプターとしての募集のようですが、
・作りたいものに対してどうAIに指示を出すのか?
この部分については指示するための『思考』ってすごく大事になるので、私はこれから先、どんどんこの思考を研ぎ澄ませていこうと思っています。
ってことで、最後は少し話がそれましたが
今回の話はどうだったでしょうか?
今回は
こちらの質問をChaGPTにすることで画像生成をしてきました。
こういった質問以外にも色々とやり方はありますが、これは超基本です。
これをベースにして色々と応用していくと、素敵な絵が生成出来ていくと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
Midjourneyで生成される絵は「一期一会」
基本的に同じ絵が出ることはないそうですから、どんな絵と出会えるかワクワクしながら、やってみてください。
もしこのnoteを読んで感想があれば、このnoteを紹介しているツイートにリプまたは引用で送ってもらえると嬉しいです。
このnoteを紹介しているツイートはこちら
👇
https://twitter.com/riko8webwriter/status/1644184796636270592
今後も12日までは集中してこういった形で
・Midjourneyを利用してどうやって絵を生成しているのか?
を公開していくので、よければりこのnoteをフォローしてもらえると嬉しいな♪
では、また次回をお楽しみに!!
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