GLPを受講して知ったチーム活動の魅力 【学生インタビュー:後半】
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「GLPを受講して知ったチーム活動の魅力【学生インタビュー:前半】」
GLPにおけるチーム活動の魅力
GLP事務局:前半ではご自身が経験したGLPのチーム活動について、エピソードをお話しいただきましたが、お二人がチーム活動を通して得られたことってどんなことですか?
宇佐見:私がいちばんGLPを受講して良かったなと思うことは、これまで知らなかった自分の一面を発見できたことです。チームメイトが私のことをすごく見てくれていて、気づいたことを伝えてくれるから、自分を客観視することができました。私はネガティブになってしまうことが多くて、「あれもこれもできてないし、自分ダメじゃん!」と後ろ向きになっているときに、他のメンバーが「でもこういうときに、こういうことができていたよ!」と、意外と細かい、具体的な私の行動を覚えていてくれたんです。
GLP事務局:チームメンバーから自身も気づいていなかった一面についてフィードバックをもらえたんですね。
宇佐見:はい、そういった気づきを伝え合う場面は、日常生活ではなかなか無いと思いますが、GLPの授業では、常に周りとフィードバックし合う機会が組み込まれています。私はGLPを通して、自分の知らなかった自分の一面を、周りのメンバーから気づかせてもらえました。それと同時に、自分のことをちゃんと見てくれる仲間と出会えたということ自体がとても嬉しかったです。もちろん、中高でのチーム活動も楽しかったけれど、大学生になって、何でも言い合えるような関係性を築きながら活動できたことも嬉しかったです。もし、かつての私のように今チーム活動で何か課題を感じている人がいたら、ぜひGLPに飛び込んでみてほしいと思います!
GLP事務局:まさしくフィードバックがギフトになっていたんですね!(※GLPでは授業内でフィードバックはギフトだと伝えています。)
宇佐見:それから、GLPを通して、自分らしいリーダーシップを他の人と比べる必要はないと学びました。これまでは、意見を押し切っちゃうようなタイプの人がもしチームにいたら、困惑して受け入れられなかったと思うんです。でも、今だったらその人が持つ率先して行動する力を認めることができるし、「じゃあ私はチームの環境整備や雰囲気作りに力を入れよう!」と動けるようになったと思います。逆に、雰囲気作りが上手い人がいたら、「私はみんなの意見をまとめて話し合いを進める役割に回ろう」と意識が変わります。チームの状況やメンバーによって、自分が発揮するリーダーシップも変わることをGLPの中で知りました。自分と周りの人のリーダーシップを比べて「これが良い・悪い」という見方が無くなったので、本当にチーム活動がやりやすくなりました。自分のものの見方が変わった感じがします。
GLP事務局:他の人のリーダーシップを受け入れることで、自分の幅が広がると言いますか、ご自身も新たなリーダーシップを発見できたし、チーム活動も円滑になったのですね!
飯田:本当の意味で個性を認め合えるということかもしれないですね!
私も中高のときに、自分自身と向き合うことがすごく嫌だったんです。向き合いたいのに自分の嫌なところしか見えてこなくて、どんどんネガティブな気持ちになってしまう。その点、GLPの授業では、みんなと一緒に、守られた環境で自分と向き合うことができるように設計されています。安心して自分を見つめることができる、とても魅力的な授業です。自分で自分自身を見つめることができるし、周りからのフィードバックを通して、自分でも見えていなかった自分を見つけることもできます。あとは、他の人を見て「この人のここが素敵だな!私もこうなりたいな」と思ったら、その人に積極的に質問して、どんどん自分の知らなかった自分を掘り起こしていって、「もっと好きな自分」に近づくために、可能性を広げていくことができます。過去の私みたいに、「自分と向き合いづらいな」と感じている人にはぜひ受講してもらいたいです。
また、GLPの授業は、今までの自分をどう振り返るか、どう活かすか、ということを考えられる機会になりました。例えばGL101では、初回の授業でどういったところが自分の強みかを、リーダーシップ目標として設定し、最終授業でまたその強みをアップデートします。それがすごい良い方法だなと思って。こうした振り返りの方法さえ分かれば、次に別のコミュニティに入っても、それを繰り返せばいい。そうすれば、もっと魅力的な自分になることができます。普段の生活でも振り返りの作業がとても重要だと思います。GLPはこれからの人生を生きていくうえで、とても良い手段を学べる授業だなと感じています。
GLP事務局:強力な武器を手に入れましたね!
飯田:はい!それを授業で学べる大学ってなかなか無いと思いますし、あと、恥ずかしいからそういう授業やりたくないっていう人もいるかと思うんですよ。でも、GLPの授業では、勇気を出してチャレンジしたいという気持ちで来ている人たちと一緒に学べます。全力で自分自身と向き合えて、自分をアップデートできる空間です!一生懸命頑張ることをかっこ悪いと感じちゃう人もいるかもしれないけれど、それはもったいない!
宇佐見:GLPのメンバーは、失敗しても受け入れてくれるので、発言することもあんまり怖くなかったです。「こういう意見言っても大丈夫かな?」ということでも、この人たちだったら受け入れてもらえるという安心感があります。
GLP事務局:お二人のお話を聞いて、振り返りの方法というのもある種の「視点」だと言えるし、人に対する色々な視点を獲得することなのかなと思いました。様々な角度から色々な視点をゲットできると、その後、授業外でも活かせますよね。
チーム活動に関するお話の中で、二つ大事だなと思ったことがあって、一つは、やっぱり自己開示ってすごい大事だなということ!宇佐見さんのチームは自己開示がしやすい空間で、みんなも開示してくれたから話し合いも進めやすかったけれど、飯田さんのGL101のチームでは「これ言ったらどうなるんだろう」という空気がありましたよね。自己開示できるタイミングを失うと、その後もなかなかできなくなってしまうと思います。ですので、チーム活動の序盤で自己開示ができるかどうかって、大事なんだなと思いました。
あと、飯田さんのお話で興味深かったのが、客観的な目標というのはどうしても弱いということです。GL101では「本選出場」を目標にしていて、GL201では「自分たちが納得できるプランを作ろう」ということを目標にしていましたね。客観的な目標では、気持ちが追いついていかない。他の人の物差しで測られる目標をずっと持ち続けることは、難しいのかもしれないなと感じました。GL201では、自分たちでコントロールできる、自分たち次第でどうにでもできるという物差しを持っていましたよね。目標が客観であるか主観であるかというのは、チーム活動では効いてくるポイントなんだなと思いました。
飯田・宇佐見:なるほど~!確かに!SAやってるとき、受講生にそれ伝えたかった~!
GLP事務局:お二人のお話のおかげで私たちも学びがありました……!
自分たちで目標を持つということは大事なことですね!
これからGLPを受講したい人にメッセージ
GLP事務局:最後に、これからGLPを受講しようと考えている人に向けて、一言メッセージをください!
今回は、GLPでの学びにおけるエッセンスと言えるようなお話をお聞きすることができました。
お二人とも、ありがとうございました!