【完全無料!】Copilotで記事の構成から執筆まで行う手法とプロンプトを公開!
誰でも無料で利用できる、便利な生成AIツールである「Copilot」。このMicrosoftが提供するCopilotがどれだけ優秀であるか試してみましょう。今回はブログ記事の作成をしてみました。
この記事では、Copilotやその他の無料ツールを使ってブログ記事の構成から本文執筆までを行う手法やプロンプトを紹介します。実際にキーワードをもとに一記事作成してみたので、最後まで読んでみてください!
1.準備段階(ラッコキーワード)
こちらがMicrosoftのCopilotのトップ画面です。(2024年10月12日時点)
ブラウザはEdgeを推奨しますが、Googleでも問題なく使用ができます。
Copilotに記事制作のプロンプトを入力する前に、対策キーワードにおける情報を獲得する必要があります。もちろん、Copilotや他の生成AIにはWEBページのクロール(巡回)する機能がありますが、十分ではないので、必要な情報を前もって集めておくのが重要です。
そこで、使うツールが「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードは無料で利用できるキーワード調査ツールであり、関連キーワードや見出しなど抽出ができるので、WEBライターやブロガーは必須のツールといえるでしょう。
抽出した関連キーワードのコピーやCSVダウンロードをする際にはログインが必要なので、アカウントの作成はあらかじめしておきましょう。
まずは、ラッコキーワードの検索窓でキーワードを入力して検索実行します。左のバー「見出し抽出(上位20サイト)」をクリックします。
数秒待った後、上位20サイトの見出しが抽出されます。次に右上の「CSVダウンロード」をクリックします。
「シンプル版」を選択してください。するとエクセル形式で見出しを抽出したデータがダウンロードされます。
ここまで準備できたら、Copilotに移ってください。
2.構成作成
まずは「検索意図」と「ペルソナ」を把握するために、Copilotにて、以下のプロンプトを入力します。※今回の例で使うキーワードは「マインドブロック」
○○はラッコキーワードでダウンロードしたエクセルファイルの「description」の列を10位分ほどコピーしたものをそのまま貼りつけます。
すると以下のように検索意図とペルソナが書きだされます。
対策キーワードにおける検索意図とペルソナを把握することで、検索ユーザーのニーズに訴求できる記事になるので、これらを抽出することは非常に大切です。同時にCopilotにもこの前提条件を把握してもらうことが重要なのです。
次に検索上位記事の見出し構成をもとに、オリジナルの見出し構成を生成していきます。
以下のプロンプトを入れてください。
○○にはラッコキーワードで抽出したデータの見出しが書かれたセルを選択してコピーしたものをそのまま貼りつけてください。コピーする見出しは上位10位ほどで良いです。
すると、以下のようなタイトルと見出し構成が生成されました。
以下のようにうまく改行されていない場合もあるので、メモ帳等にコピペして整理していきましょう。
認識しておいてほしいのは、生成された構成は決して100点ではないことです。過不足があるはずなので、メモ帳などに移して追記や修正などを行いましょう。
3.本文作成
次に本文を生成していきます。
本文は<h2>とそれに付随する<h3>の塊を一つのパートとして、パートごとに本文を生成していきましょう。すべてのパートを指定すると、生成文の品質が落ちるからです。
以下のようにプロンプトを入力してください。
このようにPREP法と指定することで、結論を先に述べて例示もしてくれます。400字と指定しているのは、私の検証の結果、ちょうど良いボリュームであるとわかったからです。(長い分には削除すれば良くて、足りないのは良くない)
このプロンプトで生成された本文は、PREP法に指定していることから、無駄があり、編集をしていく必要があります。「結論として」、「例えば」、「したがって」など多用されるので、これらを削除するか違う言葉に言い換えた方がいいでしょう。
記事のBody部分、本文生成はこれを繰り返せすだけとなります。
4.まとめの見出し作成
次にまとめの見出しを生成します。
以下のプロンプトを入力してください。
こちらも無駄な部分を削除して編集をしてください。「次に取るべき行動」などは削除します。
5.冒頭文作成
最後に冒頭文を作成します。
以下のプロンプトを入力してください。
この手順は私のルーティーンになっているものです。概ねCopilotとChatGPTではうまくいきます。Geminiにおいてはこの手順ではそれほどうまくいかない印象でした。
上記のプロンプトは辞書登録をしておき、Windows+Vですぐに出力できるようにしておくと便利です。
6.番外編
上記の簡単なプロンプトではタイトルが上手く生成できない場合があります。そんな時はこちらも無料で利用できるツールである「Catchy」を使ってみてください。
まずはログインして、「記事タイトル」を選択します。
「記事のトピックを教えてください。」には<h2>の見出しをいくつか入れてみましょう。
「文章の雰囲気」はブログ記事のBtoCであれば「カジュアル」でいいと思います。
そうするといくつかタイトル案が出てきますので、それらを参考にタイトルを決めると良いでしょう。
ポイントは対策キーワードを前に持ってきて、2文構成にすることです。
今回の例でいうと「マインドブロック」のキーワードでのタイトルは以下としました。
<h1>マインドブロックの解消法:自己成長に向けて前進する方法</h1>
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
Copilotは誰でも無料で使える優秀な生成AIツールです。特に文章生成においては、他のツールに負けておらず、非常に高い性能だと思います。
私はWEBライターでの仕事上、生成AIをヘビーユーズしており、ChatGPTのProバージョンを利用していますが、Copilotと使い勝手が似ていると思っています。無料で利用できることには感動を覚えております。
ぜひこの記事での記事作成方法を試してみて、ご自身でも試行錯誤をしてみてください。