ずっと苦手だったプレゼンテーションを嘘みたいに簡単に克服できたコツ
みなさんは苦手な仕事はありますでしょうか?
私は元々人前で話すのが苦手で、学生時代の発表や、新入社員研修でのプレゼンテーションは全くと言っていいほど上手く話すことができず、なるべくプレゼン機会を避けて生きてきました。
特に中学生の頃は、休み時間はずっと一人で本を読んでいたり、学校が終わるとすぐ家に帰って一人でゲームをしたり、インターネットで遊んだりするような子でした。
そんな私ですが、社会人生活の8年間で、数十人規模のイベントでプレゼンテーションをしたり、ワークショップのファシリテーターを務めるなど、人前で話すのがむしろ得意になりました。
今日はそんな私が、人前で話すという苦手な仕事をどのように克服し、「得意」に変えてきたかのコツについて紹介したいと思います。
ポイントはズバリ
苦手な部分が目立たなくなるくらい得意なことを伸ばす
です。
例えば、以下のようなスキルセットを持ったAさんがいます。
Aさんのスキルセットを見たときにどのような印象を受けますでしょうか。
この人は平均的で、プレゼンテーション力が少し低いんだなと感じると思います。
一方で以下のようなスキルセットを持ったBさんがいます。
Bさんのスキルセットを見たときにどのような印象を受けますでしょうか。
この人はロジカルシンキング力が特に高いんだなと感じると思います。
AさんもBさんもどちらもプレゼンテーション力は2です。しかし、Aさんは平均的なスキルセットを持っていて、プレゼンテーションが少し苦手。Bさんは、ロジカルシンキング力が飛びぬけて高い。と印象になると思います。
つまり、どちらもプレゼンテーション力は2なのに、Aさんはそこが目立ってしまい、Bさんはあまり目立っていないという状況です。
これはつまり何が言いたいかと言うと、得意な部分を伸ばしまくることで、苦手な部分が目立たなくなる。もっというと、苦手な部分を得意な部分で補って仕事ができるようになるということです。
実際に私は、学生時代や新入社員研修では、人前で話すのが苦手で、プレゼンテーション力は低かったです。しかし、ロジカルシンキングは誰よりも得意でした。
そのため、ロジカルシンキング力を活かし、プレゼンのストーリーを練りに練って、聞いている人にとってロジカルで納得感のある資料作りに注力しました。
そうすると、人前で話すのが苦手な私のプレゼンでも、聞いている人がそのストーリーに興味を持ち、多少私が噛んだり、言い間違えたりすることがあっても、興味深く聞いてくれるようになりました。
今でも人前で話すのは決して得意ではありません。今でもよく嚙みますし、めちゃくちゃ緊張します。でも、自分が得意な部分を理解しているので、これだけロジカルに分かりやすくストーリーを構成したから、聞く人は必ず興味を持ってくれるに違いない。と自信を持って臨めるようになりました。
そのため、何か特別に人前で話すトレーニングをしたり、講習を受けたわけではないのですが、得意な部分を活かしてプレゼンをこなすことで、段々とプレゼンに自信が出てきました。
今では、数十人規模のイベントでプレゼンをしたり、ワークショップのファシリエーターなども難なくできるようになりました。
何か苦手な仕事がある方は、是非以下の手順を試してみてください。
自己分析(自分の得意と苦手を知る)
徹底的に得意を伸ばす
得意を活かして苦手なことをやり続ける
段々と苦手なことも得意になっていく
是非一度自分の得意な部分に目を向け、その部分を徹底的に活かすことで、克服してみてください。
#COMEMO #苦手な仕事克服のコツ