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久しぶりのピアノでハノンが弾けなかった話

久しぶりにピアノをちゃんと触った。
たぶん、4年ぶりとか。

幼稚園から小学5年生くらいまで、わりとちゃんと習ってはいました。
まあ、ピアノ習っていた人の平均くらいの実力なんですが。

その後、弾いたり、弾かなかったりしてて。
最近はしばらく弾いていなかったので、ふと電子ピアノの電源をつけてみました。

分かり切ってはいたけれど、ほんとうに弾けなくなっていました。
でも、昔弾いていた楽譜を引っ張ってきて、ちょっとだけ手を動かしているだけで、懐かしい気持ちになってきて。

おどろいたのは、ハノンの2番さえ弾けなくなっていたこと。
指がほんとうに回らない。

ハノンってなんぞや、という方もいらっしゃるかと思いますが。
同じような音階を上がったり下がったりする、シンプルな練習曲集です。

練習の最初の指慣らしとかに使う楽譜。
ふつうに弾けなかったのはショック。
今後、ゆっくり回復していけたらいいなと思います。

ツェルニー、バッハ、昔やっていた練習曲たち。
今弾いてもいい曲だなあ、と思う。

そして、昔も今も変わらずずっと好きなのは、ブルグミュラー。
たぶん誰もが通る道。

簡単な曲のはずなのに、タイトル通りの情景が浮かぶのが、さすがだなあと思います。
25曲あるので、ぜひ聞いてみてください。

私が好きなのは「やさしい花」。
弾いていて一番たのしい曲でもあります。かわいいし。

あと「別れ」も好きです。
かっこいいです。ぜひ。

クラシックって、世の中に数えきれないほどあるけれど、練習曲ってあんまり聞く機会ないのかなあと思います。
でも練習曲も奥深いので、いろいろ、ぜひ聞いてみてください。

蜜蜂と遠雷、さいきん見たのでその話も今度書きたいなあ。
六花でした。

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