再生数で見るナナヲアカリ曲集(1000万回以上編)
Intro
前回の紹介から2年が経過した。色々な都合によりPart2が出ることはなかったが、記事のリリース以降新たにたくさんの曲が世に放たれ、ついには現場でのライブまでできるようになった。これを祝す意味で改めて曲の紹介記事を書こうと思う。全国ツアーファイナル直後という絶妙なタイミングなのには目を瞑ろうと思う。
紹介ルール・2年前からの全体傾向比較
今回紹介する曲はYoutubeチャンネル上での再生回数が250万回以上の曲とする。前回同様にTop10の曲にした場合、紹介できる曲の変化が少ないため、対象を広げることにした。また、前回10位の曲の再生回数が270万回ということもあり、同等の再生回数の曲までは紹介できればという意図もある。
2年前の記事からの傾向を比較すると、全体的に再生数が1.5~2倍程度増加していることが分かる。特に上位の曲ほど伸びが大きいことから、Youtubeのサジェストに載りやすい順に再生回数が増えていると思われる。
尚、本noteは3部構成で1000万回以上編/500万回以上編/250万回以上編に分割する予定である。
1位:チューリングラブ feat.Sou (7777万回再生)
2年前から変わらず不動の1位を守り続けるこの曲。2年前(3300万回)から2倍以上伸ばしての圧倒的首位。
元々アニメタイアップ曲だったり踊ってみたで流行したりということはあったが、今はどちらかというと様々な歌い手やVtuberによる歌ってみたによる影響が大きいのだろうと思われる。
ライブで披露される際にはやはりサビでの一体感が楽しい曲となる。盛り上がる曲の中でもあまり激しい曲ではないのでライブ初心者にも優しい仕上がりであることを改めて実感する。
2位:ダダダダ天使(4219万回再生)
ナナヲアカリを語るうえで外せない一曲。「自己紹介キラーチューン」と本人も語る強烈な仕上がりになっている。2年前(2500万回)からは1.7倍程の再生数増加。5年前の曲であることを考えると着実に再生数を稼いでいる印象。まずはこの曲から勧める、というファンも少なくないとか。
ライブではチューリングラブとは対照的にナナヲ氏が走るわ飛ぶわでかなり忙しいことになる。特に2番のAメロ早口パート(ナナヲ氏が言うところの「ポエトリー」)では毎回バンドの演奏が止まり、観客の手拍子のリズムを頼りに歌い上げるというドキドキのパフォーマンスを見せてくれる。
3位:インスタントヘヴン feat.Eve(2902万回再生)
メジャーデビュー前からの大人気曲。2年前(2000万)から約1.5倍の増加。
題材が題材だけに今聴くと少し古いかと思いきや全くもってそんなことはない。根幹が承認欲求という普遍的なテーマだからだろう。
MVにもある簡単な手の動きの振り付けによって、ライブでもかなり盛り上がる一曲である。ちなみに余談だが1位~3位までの曲は2022年のライブではあまり披露されていない。今後のライブで進化したパフォーマンスが見られるのが楽しみである。
4位:完全放棄宣言(1393万回再生)
ダダダダ天使の流れを汲む、メジャーデビュー後の強烈キラーチューン。
2年前(270万回)から一気に1000万回ほど再生数を伸ばしてのTop5入りを果たした。MVに天使の女の子が登場する曲が3つ連続でランクインという結果に。
サビのMVを見てもらえばわかる通り、ナナヲ曲でも珍しい全身フル活用の振り付けが特徴。個人的にもライブで披露されて楽しい曲として5本の指に入る。体力は持っていかれる。
5位:ディスコミュ星人(1215万回再生)
ダダダダ天使以上の古参曲。2年前(670万回)から1.8倍の増加。ずっと安定して再生数が伸びている一曲である。ちなみにインディーズ時代の曲でメジャーデビュー後の再録が長らくなかったが、2022年に新録&配信が行われることになった。他のインディーズ曲も何卒。
ライブでの振り付けもMVの通りとてもシンプルで初めて参戦した人でも気軽に一体感を覚えられるのがとても良い。ちなみにここまでの5曲すべてMVに振り付けが仕込まれていることにお気づきだろうか。MVとライブが連動しているのはライブ参戦への敷居を下げるうえでとても良い働きをしているのではないかと思う。
6位:恋愛脳(1066万回再生)
2022年のナナヲ曲を語るうえで主軸になる一曲である。わずか3ヵ月で1000万回再生突破という驚異的な伸びを見せた。アニメタイアップ効果が大きいのは間違いないが、ナナヲ氏の知名度が大きく増加していることの証左だと考えている。
MV公開直後から全国ライブツアーがあったのだが、当然のように全公演で披露された。ライブメンバー総動員でのダンスパフォーマンスが大きな魅力となったこの曲の今後に期待したい。
今回はここまで。次回は500万回以上編、全4曲の予定です。