ナナヲアカリ布教記事Part1(曲編1)
1. intro
ついにこの日が来てしまった。
ナナヲアカリのライブ開催決定。
今春から夏にかけてのライブが全滅したため、ファン・スタッフ・そして誰よりも本人が待ち望んでいたライブであることは間違いない。
また、ほぼ同タイミングで新曲「完全放棄宣言」の配信が開始された。
配信開始から1週間で250万再生突破とかなりの速度で伸びている期待の一曲である。
そこで私は考えた。
「新曲とライブ開催発表……布教するなら今では?」
ということで、本noteから複数回に渡りナナヲアカリの良さを語ろうと思う。
現時点では
①ナナヲアカリの曲の良さ
②ナナヲアカリ本人の良さ
を書ければと思っている。
2. 紹介ルールと軽い全体分析
今回紹介する曲に関しては、Youtubeチャンネル上での再生回数TOP10とする。
12/Sep/2020時点で配信されている曲は全25曲ということでその中の半分を軽くでも押さえられれば問題なくライブを満喫できるだろう。
また人気曲はライブのセットリストに組み込まれやすいので、そういう意味でも合理的だろう。全部聞いても60分未満なので、休日のお供に是非。
各曲の紹介に入る前にナナヲアカリ曲の全般的な特徴を軽く説明する。
ナナヲアカリ曲の全体的な特徴として、ボーカロイド曲の影響を強く受けていることが挙げられる。
ボーカロイドPとのタイアップ曲が多いことや本人がボーカロイド曲を聴いて育った世代であることが大きい。
(ちなみにこの辺りはヨルシカやずっと真夜中で良いのにのようにボーカロイドが市民権を得てから台頭したアーティストに共通する特徴として論じられる可能性もあるが、今回は割愛する。)
この部分を頭に入れたうえで以下の紹介を読んでもらえればと思う。
3. 曲紹介
12/Sep/2020時点で再生回数の多い曲から順に紹介する。
1位:チューリングラブ feat.Sou(3300万回再生)
ぶっちぎりの1位である。
「理系の恋愛ソング」というありそうでなかった曲であり、加えて多方面とのタイアップによって多くのファンを獲得した大きな一曲である。
・歌い手Souさんとのデュエット
・いりぽん先生、@小豆さんによる公式の「踊ってみた」動画
・アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」エンディングテーマ
筆者はあまりタイアップ先の知識がないために深入りすることはできないが、聞く人が聞けば驚くのだろう。きっと。
次回のライブで初披露の曲なので、デュエット部分をどう歌い上げるのかが気になる期待の一曲である。あとMVの振り付けを覚えておくときっと盛り上がれるだろう。
2位:ダダダダ天使(2500万再生)
強烈な入りの一曲である。本人が「自己紹介キラーチューン」と呼ぶ通り、ナナヲアカリ曲を語る上で真っ先に聴くべき一曲だと言えよう。
「やんないんじゃない、できないんだ!」はものすごく共感できる人の多い一言ではないかと思う。ダメな自分に対して否定するでも成長を促すでもなく肯定してしまうというあまりに強い一曲である。
3年前の曲であるにも関わらず、未だに「歌ってみた」動画が出るくらいには人気の曲である。
余談だがこの曲を基にした音MADにはなぜか非常に完成度の高いものが揃っているので、興味があれば調べてほしい。
3位:インスタントヘヴン feat.Eve(2000万再生)
またまたデュエット曲である。Eveさんとのタイアップという点では「ドラマツルギー」という曲の歌ってみた動画をナナヲアカリが出していたりする。
話を戻すと、この曲に関してはとにかく歌詞の「脱陰キャに向けたSNS適応の努力から、承認欲求に囚われすぎず自分が良いと思うものを残していけばよいという結論」までの流れが単純ながら美しいと思う。あとシンプルな振り付けで盛り上がれるのも好き。
また、ライブにおいてはBメロとサビの間のラップ(?)部分でのパフォーマンスが毎回異なるので、それも楽しみの一つである。
4位:ディスコミュ星人(670万再生)
「ダンスロボットダンス」や「エイリアンエイリアン」などの人気ボカロ曲の生みの親であるナユタン星人との初のタイアップ曲である。ちなみに1位~5位までの曲はすべてナユタン星人とのタイアップ曲である。親和性が高すぎる。
この曲はナナヲアカリ曲としては3曲目なのだが、前2曲と比べて一気に曲調や歌詞が明るくなったことが特徴的である。明るい曲も暗い曲も歌いこなせるのが魅力のアーティストだが、それが判明したこの曲が一つのターニングポイントになっているのは間違いない。
ちなみにこの曲はインディーズ時代に作られたミニアルバムの収録曲であり現在アルバムは絶版になっている。そのためYoutube上でしか聴けないレアな一曲である。どうか再販してほしい。
5位:ワンルームシュガーライフ(600万再生)
ダメ天使が増えた。
アニメ「ハッピーシュガーライフ」のオープニング曲でもある。
このMVとして聴くかアニメのオープニング曲として聴くかで大きく印象が変わる曲である。
尚、アニメのジャンルは「純愛サイコホラー」なので、調べる人は気をつけてほしい。
チューリングラブ同様恋愛ソングなのだが、前者が(理系フォーカスとはいえ)王道寄りに仕上がっているのに対してこちらはやや屈折した愛情を歌い上げている。これがラブコメタイアップ曲と純愛サイコホラータイアップ曲の違いか。
余談だがこの曲だけYoutubeではなくニコニコ動画のリンクを埋め込んでいる。これはYoutube側のMVが2番の歌詞に重ねてシングルの宣伝をする斬新な構成のためである。
ちなみにナナヲアカリ曲はすべてYoutubeとニコニコに同時投稿されているため、コメントを観ながら楽しみたい御仁にはニコニコの方が合うかもしれない。
5位まで紹介したところで2000文字を超えてしまったため、続きは次の記事に譲ろうと思う。
残りの5曲も負けず劣らず強烈なラインナップになっているので、是非聴いてほしい。
そして、さっさと続きを上げられるように頑張ろうと思うのでどうか応援してほしい。曲を聴いた感想とかコメントでもらえたらものすごく励みになるので是非。