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フリーランス看護師とは?「フリーランス看護師」という働き方解説

 「看護師として働くとき、あなたはどんな働き方を選びますか?」

こんにちは!
フリーランス看護師として働いている「きなりん」です🌸
総合病院に20年近く勤務していましたが、今はフリーランス看護師に転身して1年になりました。
今は、非常勤の看護師を2か所掛け持ちして週3日午前中だけ働き、他は在宅ワークをして、家族との時間を確保しています。

きなりん

では早速、フリーランス看護師の働き方について説明していきますね。

看護師は、病院やクリニックなどの医療機関に常勤で勤めるのが一般的ですが、それだけではありません。
実は、個人で自由に働く「フリーランス看護師」という選択肢もあります。



フリーランス看護師とは、病院など1つの職場だけに所属しないで、自分の技術や資格を活かして自由に仕事をする看護師のことです。

フリーランス看護師は、自分の好きな時間や場所で働くことができるだけでなく、様々な職場やシーンで自分のスキルを発揮することができます。

フリーランス看護師になるには、どんな条件や準備が必要なのでしょうか?
また、フリーランス看護師に向いている人はどんな人なのでしょうか?

この記事では、フリーランス看護師の働き方と向いている人の特徴について解説します。
ここまで読んでくださったあなたは、フリーランス看護師ってどんな働き方なんだろう?と少しでも思いましたよね?
それなら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね✨


✅フリーランス看護師になるために必要なこと

では、フリーランス看護師になるために必要なことをお伝えします。基本的には、以下の3つが必要です。

・看護師免許
・個人事業主として登録する
・自分の専門性や強みを見つける

🔵看護師免許

当然ですが、フリーランス看護師になるには、看護師免許を持っていることが必須です。看護師免許は、国家試験に合格した後、都道府県知事から交付されます。看護師免許を持っていれば、日本全国どこでも看護師として働くことができます。
ただし、海外で働く場合は、その国や地域の法律や規制に従って、再度資格を取得する必要がある場合もあります。


🔵個人事業主として登録する

次に、フリーランス看護師になるには、個人事業主として登録することが必要です。
個人事業主とは、自分自身が事業主体となって事業を行う者のことです。
個人事業主として登録することで、自分で仕事を探したり契約したりすることができます。

また、個人事業主として登録することで、税金や保険料などの負担も自分で管理することができます。個人事業主として登録する方法は以下の通りです。

・開業届を税務署に提出する
・個人番号カード(マイナンバーカード)を取得する
・国民年金・国民健康保険に加入する
・青色申告を選択する(任意)
・確定申告を行う

🔵自分の専門性や強みを見つける

最後に、フリーランス看護師になるには、自分の専門性や強みを見つけることが必要です。

フリーランス看護師は、自分で仕事を探したり契約したりすることができますが、それだけでは仕事が安定しません。
仕事を継続的に受注するためには、自分が何ができるのか、どんな価値を提供できるのか、どんなニーズに応えられるのかを明確にすることが大切です。

例えば、以下のようなことを考えてみましょう。

・どんな分野や領域に興味や関心があるか
・どんな看護技術や知識を持っているか
・どんな看護資格や認定を持っているか
・どんな経験や実績があるか
・どんな人と仕事をしたいか

自分の専門性や強みを見つけることで、自分に合った仕事を探したり、自分の価値をアピールしたりすることができます。
また、自分の専門性や強みを見つけることで、自信やモチベーションも高まります。

✅フリーランス看護師の具体的な仕事内容


次に、フリーランス看護師の具体的な仕事内容についてご紹介します。

フリーランス看護師は、様々な職場やシーンで活躍することができます。
今回は、フリーランス看護師の主な活躍の場や働き方を4つご紹介します。ぜひ、フリーランス看護師の仕事を具体的にイメージしてみてください。

1.常勤看護師の休日にヘルプとして稼働する

看護業界は常に人手不足の状態です。
常勤のスタッフが休みを取得することで人員が足りなくなるところにヘルプとして出勤して働くというケースがあります。
これは、病院やクリニックなどの医療機関と業務委託契約を結んで、必要に応じて派遣されるという形です。

このようにして、自分の都合に合わせて仕事を入れることができます。
また、常勤スタッフよりも高い時給がもらえることもあります。

🔵この働き方のメリットは以下の通りです。

  • 自分の空いた時間に働くことができる

  • 様々な医療機関で経験や知識を広げることができる

  • 高収入を得ることができる

🔵この働き方のデメリットは以下の通りです。

  • 仕事量や安定性が不確実である

  • 現場によって業務内容や雰囲気が異なるため柔軟性が求められる


2.訪問看護師として稼働する

在宅医療が近年推進されており、フリーランス看護師として訪問看護ステーションに登録して働くケースもあります。




訪問看護師とは、自宅で療養している患者さんや高齢者の方に対して、定期的に訪問して看護を行う看護師のことです。
訪問看護師は、自分でスケジュールを管理して、自分のもしくは会社の車やバイクで移動しながら仕事をします。

このようにして、自分のペースで仕事をこなすことができます。また、訪問先で患者さんや家族とじっくり向き合うことができます。

🔵この働き方のメリットは以下の通りです。

  • 自分で予定を組み立てることができる

  • 患者さんや家族との信頼関係を築ける

  • 在宅医療のニーズが高まっている

🔵この働き方のデメリットは以下の通りです。

  • 移動時間や交通費がかかる

  • 訪問先によっては危険な場所もある

  • 独立した判断や対応が必要になる(臨床経験が少ないと慣れるまで大変)


3.研修の講師として稼働する

特定の分野における専門知識や技術を持つ看護師や専門資格を持つ看護師が、看護に関わる研修で講師として働くこともあります。

これは、研修主催者や参加者から依頼されて、自分の得意なテーマや内容について教えたりサポートしたりするという形です。
このようにして、自分の知識や経験を他の人に伝えることができます。
また、自分自身も最新の情報やトレンドを学ぶことができます。

🔵研修の講師のメリット
この働き方のメリットは以下の通りです。

  • 自分の専門性やブランディングを高められる

  • わかりやすくパワーポイントや文章をまとめるスキルが上達する

  • 人脈やネットワークを広げられる

🔵研修の講師のデメリット

  • 研修や学会の開催時期や場所に合わせなければならない

  • 研修や学会の内容やレベルに応じて準備や対応が必要になる

  • 研修や学会の報酬が安いこともある


4.健診看護師やイベント・ツアー看護師などの単発で稼働する

学校や職場で実施される定期検診や、イベント会場・ツアーの旅行先などにも看護師の需要が高いです。
これらの仕事は、単発的に人員を募ることも多いため、他の仕事とかけ合わせて働くことができます。


健診看護師とは、検査項目や結果の説明や指導などを行う看護師のことです。
イベント・ツアー看護師とは、イベントや旅行の参加者に対して、急病やケガなどの応急処置や予防対策などを行う看護師のことです。

これらの仕事は、短期間で高収入が得られることもあります。

5.フリーランスとして看護師以外の在宅ワークをする

看護師のスキルや経験を活かして、自宅で仕事ができる方法がいくつかあります。
こんなお仕事も看護師はできますよ。


🔵医療系webライターとして働く。

医療や看護に関する記事やコンテンツを作成する仕事です。医療知識や文章力が必要です。

🔵画像や動画の編集者として働く。

医療や看護に関する画像や動画を編集する仕事です。画像や動画の加工や修正、字幕や音声の挿入などができるスキルが必要です。SNS運用代行として働く。

医療や看護に関するSNSアカウントを運用する仕事です。SNSの投稿やコメント、フォロワーの管理などができるスキルが必要です。

🔵自分の専門性を生かした講師として働く。


医療や看護に関する知識や技術を教えるだけでなく、広くフリーランスとして獲得した知識やスキルを教える仕事で収入を得ることも可能です。オンラインで講義や指導を行うことができます。自分の専門分野や経験をアピールできるスキルが必要です。

これらは全て、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトや、インディードなどのお仕事紹介サイトに登録して仕事を獲得することができます。
お仕事獲得の詳しい方法やコツはまた別の記事でご紹介します。

以上のように、看護師以外の在宅ワークには様々な種類があります。自分の好きな時間や場所で働くことができるメリットがありますが、それに伴うリスクや負担もあります。自分の目標や希望に合わせて、在宅ワークを選ぶことができれば、看護師としてのキャリアを広げることができるでしょう。在宅ワークに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。


✅フリーランス看護師のメリット・デメリット

フリーランス看護師として働くことには、メリットとデメリットがあります。

🔵フリーランス看護師のメリット
フリーランス看護師のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

🌸短期間で高収入を得ることができる。

フリーランス看護師は、一般の看護師よりも高い時給や日給をもらえます。また、自分の都合に合わせて働く期間や場所を選べるので、効率的に稼ぐことができます。


🌸様々な場所や人と出会うことができる。

フリーランス看護師は、病院やクリニックなどの施設を転々とすることが多いです。そのため、様々な医療現場や患者さんと接することができます。

これは、看護師としてのスキルや知識を広げるチャンスにもなりますし、人間関係のストレスも少なくなります。

もしかすると、海外でお仕事することも夢じゃありません!

🌸自分の興味や趣味に合わせて仕事を選べる。

フリーランス看護師は、自分が得意な分野や興味のある分野に特化した仕事を選ぶことができます。例えば、小児科や産婦人科などの専門性の高い分野や、在宅看護や海外ボランティアなどの特殊な分野に挑戦することも可能です。これは、自分のキャリアプランやライフスタイルに合わせて仕事を楽しむことができるというメリットです。

🔵フリーランス看護師のデメリット
フリーランス看護師のデメリットは以下の通りです。

  • 仕事の安定性や保障性が低い

  • 仕事の内容や環境によっては負担が大きい

  • 仕事の予約やキャンセルに対応する必要がある

以上のように、フリーランス看護師として働くことには、メリットとデメリットがあります。自分の目標や希望に合わせて、メリットを最大限に活かし、デメリットを最小限に抑えることができれば、フリーランス看護師としての仕事はやりがいのあるものになるでしょう。


【まとめ】


この記事では、フリーランス看護師の働き方について解説しました。
フリーランス看護師になるためには、看護師免許を持っていることや個人事業主として登録することなどが必要です。
また、自分の専門性や強みを見つけることも大切です。フリーランス看護師は、常勤看護師の休日にヘルプとして稼働したり、訪問看護師として稼働したり、研修や学会の講師・スタッフとして稼働したり、健診看護師やイベント・ツアー看護師などの単発で稼働したりすることができます。

フリーランス看護師は、自由度が高く報酬も上がる可能性がある魅力的な働き方です。
しかし、それだけではなく、様々な職場やシーンで自分のスキルを発揮することができる楽しさややりがいもあります。
もし今の働き方に不満を感じている方や自分らしい生き方をしたい方がいたら、ぜひフリーランス看護師について考えてみてください。
あなたに合った働き方を見つけられるかもしれませんよ。

この記事を読んでくださってありがとうございます!

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