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このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

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本文は以下より。

Share(チャットワークのグループ。社員、アルバイト、業務委託の全メンバーがいるチャット)にこの内容をアップしてから、内容がわかりにくいという意見もいただきました。

率直な感想、ありがたいです。

私の表現がヘタでまどろっこしい部分や、週明けの会議のことなどを表現していたり、社員だけ参加していることを記載することもあるので理解しにくい部分も出てくるかと思いますが、それでもいいのでぜひ読み続けてください。

きっとどこかで、点と点が線でつながったり、
全然関係のないタイミングで伝えたことの意味がわかったりすると思っています。

マリサに関わっていただく以上、これを読むことも必要な業務だと理解してください。

よろしくお願いします。

MVV浸透委員会で、バリューの変更に関して意見が割れているという話を聞きました。

とっても良いことだと思います。

昨年も同時期に似たようなことを伝えていましたので参考までに。

昔、ネオキャリアさんという会社の代表の講演に出席した際に、MVVをみんなで考えてみんなでつくったら退職者が急激に増えたという話を聞いたことがあります。

理由は、社長に付いていきたいのに社長の言葉ではなくなったからという理由だったらしいです。(それはそれですごいけどね)

ここ最近は「意思決定」についても言及することが増えてきたと思いますが、どんな話し合いもみんなで決めるのは不可能だと考えているからです。

なので、話し合いの最初の段階から、

「多数決」で決めるか

「意思決定権者」を決めるか

どちらかを決めておかないといけないのかもしれません。

会社としても私としても、初めてバリューを消す、変更する、追加するかもしれないタイミングなので手探りで恐縮ですが、ここから学べるものは大きいと思っています。

MVV浸透委員会のみなさま、引き続きよろしくお願いします。

本日は「日本はとっくに抜かれている」

10月8日からベトナムに行ってきます。

まさか自分がマリサで海外出張するとは思ってもいませんでした。

そもそもなぜ行くのかというと、既にベトナムとは縁があるからというのが大きな理由の一つです。

CTOが以前勤めていた会社で、ベトナムの現地立ち上げに関わったことを知っている人も多いかもしれませんが、マリサとしてもベトナムとは既にお取引があります。

XXXの開発を日本人が代表を務めているベトナムにある会社さんにお願いしています。

2022年くらいからお付き合いがあるので、早くも2年が経過しそうなタイミング。

お会いしたのは最初の頃のウェブ面談だけで、あとはテキストのやりとりのみです。

実務に至ってはCTOにお任せしているので私は関わることがありません。

お仕事をお願いしているとはいえ、事実オンラインで済んでいるので行く必要までないのではないかと自分でも思いましたが、なぜか行かないといけない気がして幹部陣を勝手に巻き込んで行くことにしました。

もちろん、不動産も見てみたいと思っていますし、知人の会社の制作オフィスがダナンにあるのでそちらも視察させていただく予定です。CTOの友人もベトナムに住んで自分の会社を経営されているのでご挨拶させていただきます。

Eさんが、XXXの役員さんをつないでくれたこともあり、現地の不動産を見学することができそうです。ありがとう。

加えて、新しい開発会社さんも模索中です。今回の出張では現地で働いている人たちとの交流やオフィスを見ることができたらと考えています。

マリフェス(弊社の総会の名称)の中でも「海外」「グローバル」のワードはいくつか出ましたし、私も出しましたが、会社が小さいとか関係なしに世界を見据えて仕事をしたいというか、しなければならないとさえ感じています。

これは、マリサでがんばってくれているインターン生やデータ開発チームがアウトソーシングをしているエンジニアさんの刺激も大きいです。

実家が遠いなんていう次元の話ではなくて、そもそも実家が違う国にあって、異国の地で就職したり、学校に通ったりしながらパートタイムで働く。

今から我々が期限を決めずに中国に行ったり、アメリカに行ったりして、まず家を借りて、アルバイトをしながら生計を立てられるでしょうか。ビザのことまでしっかり考えて申請手続きなどをして、そのまま就職までできるでしょうか。

本人の強い思いがあるからとはいえ、並大抵の努力ではできないはずですよね。

先日、移民についての記事を全体に共有しましたが、日本という国にいる以上、人口減と外国人というのは確実に議論される内容だと思います。賛成も反対もあるとは思いますが、ここでそういった話をしたいのではなく、事実は事実でしっかりと認識するべきです。

我々の場合で言えば、海外にサービスを展開するのか、日本にいる(または来る)外国人の方々向けにサービスをするのか、海外の会社のチカラを借りるのか、外国籍の方々のチカラを借りるのかなど、さまざまな角度で考える必要があります。

日本がこれだけの時間をかけて不動産バブルの崩壊から不動産の価格高騰に進んだのであれば、アジアなんかはまさにこれからですよね。

とはいえ、どういったことをやるかを考える前に、肌で感じるべきだと思ったので、まずは行きます。

これにも理由があります。とある大手不動産会社さんの役員の方と会食をさせていただいた時に聞いた「日本はとっくに抜かれている」という言葉が印象的でした。

確かに先進国であり、自然が豊かで、犯罪も少なく、道路も整備されていて、人も優しい。(以前、SNSでわざと日本の道端で財布を落とす検証動画が拡散されていましたが、財布を落としても日本人はみんな拾ってくれるというのが結論だったようです。)こんな国は世界のどこを見渡しても珍しいのだけど、アジアで働く人たちの熱量は日本人とは比較にならない尋常さではないとのこと。

マリフェスでも聞きましたね。

「圧倒的熱量」

茶化し抜きに、アジアの圧倒的熱量を肌で感じたいと思いました。

実際、新規の開発会社さんとの商談でベトナムの方と直接話をさせていただきましたが、超絶優秀です。

母国語のベトナム語以外に、日本語、英語が堪能。表現の仕方なども非常にわかりやすいです。聞き返すことがほぼない。

私が新卒で社会に出た頃(2006年)は、マレーシアが40年前に標榜した「Look East Policy(東方政策)」欧米ではなく日本を見本に発展するんだ!ということをアジア全体が思っているということに対して日本人が誇らしく話していた気がしますが、今はもう抜かれてしまっているとさえ感じてる日本人が多いです。

悲しいですよね。

基準として賛否はあるのですが「ビッグマック指数」を知っていますか。

ビッグマック一個の値段でその国の物価や経済状況がわかるというもの。

ちょっと驚きますよね。

日本の順位も去ることながら他の国の順位を見ると、いかに日本という国が安いのかがわかります。

ベトナムのビッグマック指数は45位、USドルで3.01、日本円で453円。なかなか物価が上がっていますね。

日本は失われた30年なんていう表現もされます。

でも、これが事実なんです。

物価が高ければいいということではないですが、このランキングを見ると無性に悔しさを覚えます。

もう一つ、驚くデータがあります。

日本人がどれだけ働いているのか。

マリサのメンバーがどうこうではなく、会社の国際競争力が落ち、給与も上がらず、会社は解雇ができない状況が今の日本です。むしろ、会社に対してごねた方が得ですみたいな人さえ出てきている。

会社は伸びない、給与も上がらない、でも、客観的に見ると働いている時間もどんどん短くなっている。

もちろん、GDPで日本を抜いたドイツはもっと働いていません。

だから時間だけではないと思いますが、その分生産性を上げる努力を圧倒的にしているのか。という話ですよね。

今、日本という国の中の不動産業界という中で、我々が生き残ることができているのは奇跡です。

その奇跡を継続させなければいけないし、もっと発展させなければいけない。

10年後も20年後も30年後も生き残り続けるためには、もっともっとチャレンジしなければいけないけれど、グローバルというのも一つキーワードになるかもしれません。(一緒に働くメンバーのことかもしれないね)

Yさん(急に名指しですいません)、マリフェスで「英語」の話をしてくれましたが、早速必要な場面が本当に出てくるかもしれません。

今回の出張はハノイとダナンしか行けないのですが、ホーチミンにも優秀な開発会社が多いですし、投資用の物件も多いです。

ホーチミンも、会社としてはどこかで行くと思います。

その時はぜひと思っています。

もちろん、ベトナム以外のアジアも熱いですが開発関係はベトナムが強いのも事実です。

不思議ですが、発していると引き寄せるんですよね。みんなもどんどん発した方がいいです。勝手に寄ってくるから。

最後にまとめると、これを読んでいるマリサのメンバーは、外資系でもないマンションリサーチがまさかグローバルになんて思ってもないでしょうが、既にベトナムには開発会社さんに依頼していて、インターン生やフリーランスの外国籍の方々は働いてくれています。

これだけでも全然グローバルなんですよね。

だから、もっともっとできることがあるんです。

既成概念に囚われることなく、もっともっとおもしろいことを仕掛けていけたらと思っています。

マリサに入社したら海外出張が必ずあるような会社にできたらおもしろいかなと思ったり。

9月ラスト週!(早い!)第15期の1ヶ月目が終わる!(とにかく早い!)ラストスパートよろしくお願いします!

追伸

週明け朝一の会議は、楽しくいこうね!

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