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#244: 有り余るエネルギーは技術に変えておいた方がいい

週5で横乗り系(Surf/Snow/Skate)をやる石川県金沢市生まれオランダ在住の石崎力也です。本日も最新情報をお届けいたします。

■■コラム 有り余るエネルギーは技術に変えておいた方がいい

どうもこんにちは、石崎力也です。

今日は、有り余るエネルギーは技術に変えておいた方がいいという話をします。

これは自分の子供たちを見ていて思ったことです。午前中は彼らのエネルギーをなるべく消耗させようと、僕はなるべく外出するんです。そうしないと、本当にエネルギーが余り過ぎていて、家の中がうるさいんです。しかも喧嘩しだすんです。

これって大人も同じです。エネルギーが有り余っていて、それを放っておいたら喧嘩とか悪いことをします。同級生に迷惑をかけたり、大声で叫んだり。大人でも同じで、イライラしたり、子供に八つ当たりしたりします。エネルギーが余っていると、何か発散しなきゃいけない。でも、人間って放っておくとそういう悪い方に発散してしまうんですよね。

でも、子供たちをキックボクシングに連れて行ったらどうでしょう。発散するエネルギーの量は同じです。でも使っている方向性が技術に変わっているんです。キックボクシングをやれば人とコミュニケーションしながらパンチしたり、キックしたりします。汗もすごくかきます。柔術やったり、サーフィンやったりも同じ。

でも別に将来のためにやっているわけじゃないんです。でも体の中に同じエネルギーがあって、それを必ず消費しなきゃいけないんであれば、喧嘩とか、いたずらとかに変えさせるのではなく、とりあえず習い事や趣味に突っ込んでおけばいいんです。そうすれば、その活動の中でポジティブなフィードバックもあるじゃないですか。

汗かいて気持ち良かった、運動気持ちいいとか、同じエネルギーでもポジティブな効果のある使い方をした方がいいなと思って。

なぜこんなことを思ったかというと、あるアフリカ系オランダ人のお母さんとの出会いがきっかけでした。

彼女は子供たちに歌のレッスンをさせていると言っていて、僕の娘も歌をやりたいので教えてほしい、みたいな話になったんです。僕が驚いたのは、歌を習うことで家での声量がコントロールされているということでした。

うちの子供、普段の声が大きいんです。でもそれって自分では普通だと思っているんです。でも、歌を歌うと自分の声を自分で聞くし、このくらいが大きい声、このくらいが小さい声とわかります。常に先生からフィードバックがあるからです。「もっと腹から声出して」「小さい」と言われたら、さっきの声は小さかったんだとわかるじゃないですか。

普通の人は喧嘩をすると、どのくらいで相手が痛いのかわからないから、素人相手に強く殴ってしまう。これも同じことです。そういう意味で、何か習い事をしていると、何らかのフィードバックも得られる。

これは子供たちだけじゃなくて大人もそうです。エネルギーが余っていると悪い方向に使ってしまうんです。そういう人は、とりあえず技術とかポジティブなものに変えておいた方が日々の気分もいいし、結局は将来のためにもなります。

もしかしたら、ビジネスが駄目になった時にサーフィンの先生とか、キックボクシングの先生でお金が稼げる可能性もあります。子供たちも、仮に大学に出なかったとしても、サーフィンができれば教えられる。

エネルギーを持っているということは素晴らしいことです。お子さんがいる方は、学校から帰ってまだエネルギーが余っているようであれば、何か習い事をさせてみてください。

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石崎力也

編集後記

久々に移動のタイミングでこの本を読みました。「いたこニーチェ」です。いつもKindleやAudibleなので、紙の本を長らく読んでなかったです。大学生の時から定期的に読み直している1冊。オススメです。

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