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石井大揮という強欲について

プロローグ

皆さんこんにちは。
最近は卒論というものに追われていて、日々頭を悩ませています。
ただ私が所属しているゼミでは、特にテーマを絞らなく自分が研究したい内容を卒論にしていいとのことなので、その点は凄くやりやすいです。

となると、やはり一番時間を費やしている陸上についてリサーチしているのですが、中々絞り切れないんですよね…

そんな中ふと思ったのが、この今まで執筆したnoteを全部繋げて提出すれば、余裕で文字数が超えることに気付いたので、この私の趣味であるnoteを繋げて提出したいと思います(大嘘)

ということで、今回は三年生の石井大揮をご紹介したいと思います。
彼は見た目は大柄で、食いしん坊でもありますが、実は甘えん坊でもあります。
そんな中身を洗いざらいにしちゃいます。

では本題へ。

プロフィール


・岡山県出身
・倉敷高校卒
・創価大学 経営学部 3年生
・5000m 14′11
・10000m 29′15
・ハーフ 1:03:58
・第98回箱根駅伝エントリーメンバー

ざっくりとこんな感じですね。
彼は岡山県出身です。
中学校時代はトライアスロンを行っていたそうで、全国大会も出場していたいう実績の持ち主です。
そのおかげか分かりませんが、肩幅も広くいい大腿四頭筋を兼ね備えてます。(多分食べ過ぎだと思うけど…笑)

高校は名門の倉敷高校を卒業しています。
高校時代は都大路も出走しているという実績もあります。

そして創価大学に同期の中でもトップレベルのタイムを持って入学してきました。
5000mのPBは1年生の際に出した記録です。
その際のレースは合宿明けにも関わらず、調子を維持し3000m以降から抜け出しそのまま押し切り、ラストは新家に抜かれてしまいましたが、終始積極的なレースを展開しました。

10000mのPBは昨年の11月に出しました。
中盤から終盤に少し休んでしまったので、28分台に乗せることはできませんでしたが、ハーフ明けの2週間後にこのタイムまで持ってこれたのは、強さとタフさを証明することができました。

ハーフマラソンのPBは昨年の世田谷ハーフマラソンで出した記録です。
前半の貯金を活かして、なんとか最後ギリギリで63分台に滑り込んだそうです。
その後ハーフマラソンには何本か出場していますが、ひどく大崩れせず最低限のタイムでまとめる安定さもあります。

そんな彼ももちろんチームの主力なので、今後の彼の活躍が楽しみでもあります。

彼の中身について

1.食いしん坊

一つ目は、食いしん坊ということです。
彼はとにかくよく食べます。

ぎふ清流ハーフマラソンの前にカーボローディングとしてご飯をよく食べていました。
カーボローディングというのは、ハーフマラソンマラソンといった長い距離を走るレース前に行う食事の摂り方で、長距離を走ると後半エネルギー不足に陥り、急激に失速してしまうことがあります。
私生活で例えるなら、一日三食摂るのと、一日断食して過ごすのでは、全く元気の良さが違いますよね。

そんな感覚で、ハーフマラソンの前は食事を普段より気持ち多めに摂ったり、五大栄養素で言うとエネルギーの元となる炭水化物(お米やパンなど)をメインに摂りようになります。

そして4月中旬にカーボローディングをする期間に入り、ハーフマラソンを一緒に走る彼と行動を共にし食事をする機会が増えました。

そして感じたのが、とんでもないを彼は食べるということです。
彼と行動することによって、お陰様で一週間で体重を約1㎏増やすことに成功しました。
そんな風に少しずつ体重を少し増やした成果か、当日は後半も失速せず、むしろペースを上げれたので成果は十分得ることができました。

ただ、あの一週間は彼に連れ回され、所謂デブ活をしていました。
私は元々大食いという訳ではないので、常にお腹いっぱいな状態で基本過ごしていたので、苦しかったですね…
そんな苦しんでる中、彼は幸せそうに食事をしていたので、本当に食いしん坊なんだなと思いました。

私も少しは胃袋が大きくなった気がしたので、その点は良かったのか悪かったのか…
結論、いい経験にはなりましたね。笑

逆に彼は制御しないと太ってしまうので、私がストッパーとしての役割りを全うしたいと思います。

トリオでフランクフルトを頬張る様子
真ん中が横山(4年)、右が桑田(3年)です。

2.走りに対するこだわりの強さ

二つ目は、走りに対するこだわりの強さです。
この陸上競技を長きに渡り行い、走るという行為を極めている人は、自分なりの走るという感覚があります。
その感覚は人によって同じの人もいれば、全く異なる人もいて、その人なりの走りの感覚を聞くのも面白いです。
ちなみに全く何も考えず、漠然と走っている人も稀にいて、私も高校時代までは今に比べたら何も考えずに走っていました。

参考までに私の感覚というか意識していることは、足の裏の接地の仕方や位置、左右バランスが引けてないか、上半身の使い方など…他にも意識していることもあります。

そして彼も考えて走っている一人になります。
正直、今まではほぼ何も考えずに走っていると勝手に思っていました。笑
彼は走りになるといつもより集中し、些細なことでも敏感に反応しやすく、きつくなると力任せに走っているように見えていたので、漠然と走っているんだろうなと思い込んでいました。

ただ、彼と走ることについて話すと彼なりの理論感覚があり、聞いていて腑に落ちるようなことはよくあるので、今までの力任せに漠然と走っているというイメージは払拭されて、逆に凄くこだわって走っているんだなという印象になりました。

そこまで反芻して、自分を磨き上げている彼の今後の走りに期待したいですね。

クロカンコースを2人で走る様子

3.荒波系男子

三つ目は荒波系男子です。
この荒波系男子という表現は、彼の性格を表しています。
彼は喜怒哀楽が激しく、荒波のように気分の良し悪しがあるので、名付けて荒波系男子という表現にしました。

私は正直に言うと、情緒が安定していない人はあまり得意ではありません。
その人のその日の気分によって、こちらが対応を変えなければならないうえ、これは私自身の問題なのですがこういうタイプの人には、嫌悪感を抱きやすいんですよね。
そして言い方は悪いのですが…
彼も私の苦手なジャンルに入っていたので、あまり私から話しかけたり、関わろうとはしていませんでした。

そんなことを感じながら過ごしていたら、転機が昨年の10月にありました。
その月に選抜合宿があり、彼と同部屋になったんですよね。
私の心境としては、今までまともに関わっていなかったので、気まずいと思う反面、逆に彼とここで距離感を縮めれるチャンスかもしれないとも思いました。

短い期間ではあったのですが、彼と話していくうちに彼の良さに気付き始めて、今までの悪いイメージは完全に払拭されました。

苦手なタイプだからと言って、完全に接触を偏見とイメージだけで決めつけて避けるのではなく、しっかりと関わってみれば、その人の良さを見つけられるということに気付かせてくれた彼に感謝です。

ちなみにこのままだと、彼が関わりずらそうなイメージになってしまうので、フォローを入れさせていただくと、まず私がそういう性格に敏感すぎるということ。
そして彼はお喋りさんでもあり、話す内容も面白く、一緒にいて楽しい子で、大柄だけど甘えん坊という可愛らしいギャップも兼ね備えています。

今は全く悪いイメージは持ってませんので、ご安心を。

練習終わりの一枚

エピローグ

ということでいかがだったでしょうか…
食いしん坊、走りに対するアプローチ、性格と彼のでは見えない部分を丸裸にしてご紹介をしました。
このようなことができるのが、他者紹介のメリットだなと改めて思いました。

三年生の秋まではほぼ彼と関わりがありませんでしたが、ちょっとしたきっかけで心を開いて仲良くなれるということがあるというのも人間関係の一つの魅力かもしれませんね。

これからも彼とメリハリをつけながら私生活では仲良く、競技では切磋琢磨していきたいと思います!

今回も読んで頂きありがとうございました。

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