一次関数の型
一次関数の型、それは
y=ax+b
であることは多くの人が知っていることだろう。
しかし、文章題であると多くの場合が文章通りに式をつくると
ax=y-b
のような式が登場することになる。これがy=ax+bを変形しただけだと気が付かないとテストの点に結びつかない。
まずはy=の形にするために右辺と左辺をごっそり入れかえよう。入れかえた式は
y-b=ax
となる。移項したら符号が変わるが、これは等式の性質のA=BならばB=Aというごっそり入れかえただけなので符号は変わらない。
そして-bを右辺に移項しよう。次は、「移項」であるから符号を変えて右辺では+bとなる。よってこの式は
y=ax+b
となる。ちなみにaやbの部分はマイナスの値が入ることもある。例えば
y=-5x-20
のような形である。文字は「箱」だと考えると、このaとbにはマイナスの値だけでなく、小数や分数の値なども入ることも頭に入れておかなければならない。