連立方程式の解 天の川の織姫と彦星
連立方程式の解は唯一の共通点。
連立方程式は2つ以上の方程式を組み合わせたもので、その一つずつの解は無数に存在する。その無数に存在する解のうち共通するものが解となる。
まるで天の川の織姫と彦星が一年に一度会えるようなロマンチックささえ感じる私は、ハイ、数学オタクかもしれません。
方程式はそれぞれ叫んでいます。
「相方との共通点を見つけてくれ!」
と。解はそれぞれの方程式の共通点だから元の方程式に当てはめても成り立つというわけです。
教科書では、この解を当てはめて方程式が成り立つことから確認するのですが、加減法や代入法を練習するごとに、この共通点を当てはめた感覚を忘れる生徒が多くて残念に思います。
「初心忘るべからず」
です。連立方程式の解は織姫と彦星が巡り合うイメージを持っていると次の章で学習する1次関数のグラフを学ぶときに
「ああ!こういうことだったんだ!!」
と、章を横断して理解することができるでしょう。