連立方程式 加減法 ロストX ロストY
ポケモンX,Yのようになってしまいました。ふざけすぎですね。ロストX、ロストYとは、文字を消去する合言葉のように考えてもらえればと思います。
連立方程式のポイントはやはり
「文字を消去すること」
に尽きるでしょう。文字を消去するためにXやYなどの文字の係数の絶対値をそろえたり、式を何倍かして処理しやすい形にするわけです。すべては
「文字を消去するために」
と考えても過言ではないでしょう。
この文字の消去が最初は楽なんです。レベルは①は多くの生徒ができます。なぜならゼロを作るだけだからです。レベルは①から⑤まであります。では①から説明していきましょう。
①ただ足したり、ただ引いたりするだけでXやYなどの文字が消えるようにできています。
②上か下の式を何倍かするとXやYの係数がそろうので、そのあとレベル①のようにたしたり引いたりするだけです。
③上と下の式をそれぞれ何倍かして、レベル①にもっていきます。
④XやYなどの文字の係数が小数の時は、10倍や100倍してレベル③の形にもっていき、再度何倍かしてレベル①にもっていきます。
⑤XやYなどの文字の係数が分数のときは、分母の数をかけてレベル③の形にもっていき、再度何倍かしてレベル①にもっていきます。
これは
「加減法」
というやり方です。
すべてレベル①にもっていく
という流れをつかんでいただけたでしょうか?
難しく考え、それぞれのやり方を覚えようとするのではなく、
「ロストX、ロストY」
を合言葉に、これを実行できる形にトランスフォームしていけば良いのです。文字を消去すれば連立方程式は解けます。消去するためにはどうすればいいか(何倍かして係数をそろえる)と考えるようにしてください。
失うものは時代ではなく(ロスジェネ)文字だけで充分だ!(ロストX)