ファーストタッチ
慌てない 慌てない。
パンケーキをひっくり返すように。
目を凝らし、 まずはよく 観察すること。
人にとっては些細な事だとしても、きみにとっては譲れない何か。
いつもいつも日々に揺られ、やり過ごしてきた時間。
すっかり忙しくなってしまって、もうとっくにそんなことには意味がないことには気づいているし、そもそも意味を求めているのは、不安だから。
これでいいのか、 間違ってはいないか、 そんなことにも蓋をして、
生きる 今日を。
揺れている
時代に、 未来に、 夢に、 生活に、 音に、
見かけによらず、いつでもきみをきみ足らしめているもの。
たとえ、XLのネックがたるみきったトレーナーでも、味の変わらない醤油のラーメンにだって、人が言う、良いか悪いか以上にきみが大切にしてる何かかがそこにきっと。
た だ、 感 じ で い る こ と は そ れ で す べ て か 。
酒かやけか訳も分からない時にでも、きみが迷わずにこれだと言えるもの
そう多くはないはず。
やっちゃいけないなんてことは、そう多くはないはず。
強く意志のこもったひとつのタッチに、
誰かは夢を見て、
ボールは恐ろしくも美しく弧を描いて宇宙を泳ぐ。
それは自分自身であり、世界であり、またひとつの宇宙、可能性の限りである。
全てはきみのファーストタッチ。
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スペイン1部でプロサッカー選手になることを目指してます。
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