大学生アスリートの新しい生活様式 2020/6/25
こんにちは!スキージャンプ 選手の栗田力樹です!
コロナ禍により世の中180°変わってしまいました。スキー選手にとっても例外なく影響があり、スキージャンプ は本来夏でも試合があるのですが国内の夏の試合はほとんんどなくなり一番近い試合は10月の全日本選手権です?
トレーニングすらスポーツ施設が開いていなくて4月、5月は外や自宅でできるトレーニングばかりでした?♂️ 6月になってようやくジャンプ台でサマージャンプが飛べるようになり、少しづつ普段の練習に戻ってきました?️♂️それでも使用には制限があり、東京から来る選手はまだジャンプ台の利用ができません。僕は3月からずっと白馬の実家に戻っていたため今はとレーニンングができていますが、もしいつものように東京で学校に通っていたらまだ一本も飛べていなかったでしょう?
それでも逆に、白馬の自宅にいながら大学の授業をオンラインで受講し、その間にトレーニングができるという環境は今までになく練習量が確保できています。ジャンプ台は一般の見学するお客さんと選手が飛ぶ時間を分けての営業なので選手は朝早く飛んでいます。僕は水曜日の11時前からZoomを使ってゼミの授業を受けていますが、なんとジャンプを飛んでからゼミに参加できます!?
他にも授業はいくつかありますが、オンデマンドで配信される動画や音声を視聴して課題を提出するというものです。課題の提出期限は早くてその日内に、遅いものは次回の授業までです。そのため好きな時にトレーニングができて、東京でトレーニングするときはだいたい夜なのでその時より生活リズムもまとまっています??
僕は今の大学にいわゆるスポーツ推薦という形で入学しました。大学側もスポーツで活躍してもらうために入学してもらっているならば、このような授業携帯をもっと取り入れていくべきなのではないかなと思います。特にスキーのように練習環境の限られてい種目は勉強と競技の両立で苦労しているのではないでしょうか?
とはいうものの大学の価値って勉強するだけのものではないとも思っているので、ただオンラインで資料と先生の声を聞いているだけの授業は正直きついです(笑)学校に行って、あの施設を無制限に使えて、友達ができて、先生と話して、授業の後にご飯を食べに行ったり、僕は部活ですがサークルがあったり、部活ならば寮での暮らしがあったり、大学生の価値って無限大だと思います。それがなくなってしまった今やっとその価値にやっと気づけたと思います。
今は充実したトレーニングができていますが、もし9月から学校が元に戻ればそんな時間も大事にしながら過ごしていかなきゃいけないなと思ってます。
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