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「マラゲーニャ」を巡って

マーチングをやっている方なら一度は聴いたことあるであろう曲、
そう「マラゲーニャ」だ。

吹奏楽の定番曲といえば「宝島」や「ディスコ・キッド」といった超定番曲があるが、マーチング界では「マラゲーニャ」はそれに匹敵するくらいの曲である。

これぞスパニッシュだぁぁと言わんばかりの王道コードに、爆音でぶちかませるメロディ。心の底から叫びながら演奏できる曲である。もちろん大盛り上がりだ!

それでは「マラゲーニャ」を色々な角度から見ていこう!
今回の記事も推測や憶測が多く、誤情報があるかもしれないので随時ご指摘ください。


マラゲーニャの起源

「マラゲーニャ」とはフラメンコの一種であり、スペインの地中海に面している、「マラガ」という地域の古い曲を特に指し示しているのだそうだ。

起源は「ファンダンゴ」と呼ばれるスペインのダンスミュージックである。
ギターと手拍子で伴奏する3拍子系の賑やかな音楽なのが特徴だ。
後にフラメンコというジャンルに迎合され、「ファンタンゴ系のフラメンコ」になる。その中でも特にマラガ由来のものが「マラゲーニャ」と呼ばれるのだそうだ。

ファンダンゴと異なるのは自由なリズムが用いられ、伴奏のギターも自由で複雑なことができることらしい。

(フラメンコはあまり詳しく無いのであまり深掘りはできない。フラメンコの中にも様々な種類があるのだなとwikiを見ながら勉強しているところ…)

とりあえず
・スペインのマラガ地方のファンタンゴがルーツのフラメンコの一種
・3拍子系
というところだけ押さえておけば問題ない。
(これはフラメンコの記事ではないのでね)


レクオーナ作曲「マラゲーニャ」

さて、いよいよ我々が耳にする「マラゲーニャ」のオリジナルに迫ろう。

「マラゲーニャ」を作曲したのは、キューバの代表的な作曲家、ピアニストである
エルネスト・レクオーナ(Ernesto Lecuona)だ。
彼が1919年にピアノのために作曲した作品が「マラゲーニャ」である。
そして、この曲を含め6曲を『スペイン組曲「アンダルシア」』として1928年に発表し、終曲として「マラゲーニャ」が挿入されている。

これは、1955年にレクオーナが自作自演で演奏した「マラゲーニャ」のオリジナルだ。
高音でキラキラするピアノがカスタネットのようだ。キラキラさせたかと思いきや、両手をダイナミックに使い、しっかりと和音を鳴らす譜面は余韻を含めてダイナミックでカッコいい。


レクオーナ…クラシック好きな人でもそんな作曲家聴いたことないよ…というレベルでマイナー作曲家であるが、クラシック音楽をはじめ、映画音楽やミュージカル、ラジオ番組用の音楽など多彩なジャンルで活躍したキューバを代表する作曲家なのだ。
とりわけ多く作曲したサロン風のピアノ小品では、サン=サーンスやフォーレといったフランスの作曲家やアルベニスなどのスペインの作曲家の影響も感じられる。また、自身のルーツであるキューバなど中南米のリズムも積極的に取り入れており、南国の温かみと揺らぎがある。
さらに、「レクオーナ・キューバン・ボーイズ」ではがっつりと、これぞキューバといったバンド編成でルンバなどラテンを演奏していた。なかなか興味深い作曲家・アーティストなので、今後とも聴いていきたい。

ポップスとしてヒットしていく「マラゲーニャ」

ピアノ曲として作曲された「マラゲーニャ」は、キャッチーなメロディと異国情緒溢れる雰囲気により、たちまち様々な楽器編成に向けアレンジされ、クラシックよりはむしろポピュラーミュージック的な側面から人気を得た。
フランス出身の歌手カテリーナ・ヴァレンテが1955年に歌詞をつけてレコーディングした「マラゲーニャ」はアメリカでヒットしたのをきっかけに、こぞって当時のヒットミュージシャンがカバーした。


そして、1960年コニー・フランシスがリリースした「マラゲーニャ」により全米に「マラゲーニャ」がかなり広範囲に浸透していっただろう。

カテリーナ・ヴァレンテやコニー・フランシスはアメリカはもちろん、日本でも有名であり、当然ながら日本人にも「マラゲーニャ」は届いていただろう。

1963年の紅白歌合戦では坂本スミ子が「マラゲーニャ」を歌い、
発売年は調査中だが、1953年にデビューした宝とも子も「マラゲーニャ」の録音を残している。
まだロックも演歌もなかった戦後の日本は、ラテン音楽が色濃く歌謡曲に浸透しており、当たり前のように「マラゲーニャ」も聴かれ、取り入れられていたに違いない。

スタン・ケントン楽団「マラゲーニャ」

「マラゲーニャ」のアレンジはもちろん歌曲だけではない。注目すべきはスタン・ケントン楽団による「マラゲーニャ」だ。

スタン・ケントン楽団は、1930年代にグレン・ミラー楽団やベニー・グッドマン楽団などが築いたスウィング・ジャズの黄金期が去った後、1940年代に結成された。これまでのダンスクラブで盛り上げるスウィングなグルーブ重視の構成ではなく、より複雑で先進的なアレンジを施し、後のクールジャズの源流を作り出した。過去のビッグバンドでは見られなかった強烈な不協和音やテンポや拍子の自由な構成はかなり刺激的である。また、リー・コニッツやメイナード・ファーガソンなどもこの楽団出身であり、かなりのクオリティであったことがメンバーを見てもわかる。

さて、「マラゲーニャ」は1956年にスタン・ケントン楽団により「スケッチ・オン・スタンダード」というアルバムに収録され、リリースされた。

このアルバムは、タイトルの通り当時スタンダードとなっていた人気曲を中心に収録されており、他にも「Over the Rainbow」や「星影のステラ」などが録音されている。
お聴きになればわかると思うが、カテリーナ・ヴァレンテなどの雰囲気をそのままインストゥルメンタルに落とし込んだような感じで、悪くはないがとりわけ「マラゲーニャ史」で目立つわけでもない。
事実、このアレンジ、録音は特に大きく注目されることはなかった。

しかし、1960年にコニー・フランシス版が大きなヒットを飛ばすと、その影響を受け1961年に新アレンジを発表、今までの「マラゲーニャ」にはないグルーブ感を作り出したのである。翌年1962年に「Adventures in Jazz」というアルバムに「マラゲーニャ」が新アレンジで収録されることになる。
そもそもこのアルバムは、いよいよビッグバンドの人気が下火になり、またロックンロールなどに人気が分散されていることから、新しいジャズを提示するというコンセプトで制作されたのだ。タイトルの通りまさしく「ジャズの冒険」である。


この新アレンジはかなりの大編成であるスタン・ケントン楽団にピッタリの、爆音かつ厚みのある変化に富んだ構成であることがわかるだろう。
原曲のメロディーはなぞりつつ、スウィング感を入れたり、刺激的な合いの手や対旋律、アドリブソロを入れるなどこれまでのアレンジとはまるで違う。
そもそも「マラゲーニャ」は16小節のメロディで構成されているため原曲通りにやろうとすると、中々展開させることが難しい。
しかし、ジャズとなると、アレンジ次第でいくらでも変化をつけることができ、このアレンジはポップスやクラシックの感覚ではできないジャズならではのグルーブである。

このアレンジは大編成の管楽器が活躍でき、譜面として完成しており、何よりも盛り上がることから、後年Madison Scoutsが幾度となく演奏するなど、国内外問わず数多くのドラム・コーやマーチングバンドが演奏する「マラゲーニャ」のアレンジの源流になった。

DCIと「マラゲーニャ」

DCI前史の「マラゲーニャ」

いよいよマーチングと「マラゲーニャ」の結びつきについて書いていく。
マーチング界隈は資料が少なすぎたり、ネットに上がりきれていない情報もあるので不正確な部分が多いこと、ご承知いただきたい。

軍楽隊をルーツにもつドラム・コーは1940年代後半、第二次世界大戦の終結とともに大きく発展していった。
1950年代になると、ドラム・コーのコンテストも各地で活発化していき、1965年にDCAが、1972年にDCIがスタートするようになる。

ドラム・コーが「マラゲーニャ」を初めて扱ったのは、今でもDCAの大御所として輝き流づけているHawthorne Caballerosの1954年のショーであるかと推測される。この音源はYouTubeを調べる限りでは見当たらなかったが、1966年の音源があったので聞いていただきたい。

1954年といえばカテリーナ・ヴァレンテのレコードがまだ世に出る前である。その頃から、アマチュアやプロを問わず受容されていたことがわかる。
もちろんスタン・ケントンの音源もまだない。
添付した1966年のアレンジと1954年のアレンジが同じかどうかはわからないが、少なくとも1966年のアレンジは荒々しくメロディをなぞっただけであり、お世辞にも素敵なアレンジとは言い難い。
それでもCaballerosはDCAの中でもスパニッシュ要素が強く、クオリティも高く、何よりアツい(熱い&厚い)轟音により観客を大いに沸かせ、熱狂させ、神格化されていったのだ。

Caballerosは団体のコンセプトがスパニッシュ系だったため、とりわけ「マラゲーニャ」のような楽曲が重宝されていたに違いない。
大音量でビューグルを鳴り響かせるドラム・コーとスパニッシュ系のアツい雰囲気の相性は抜群である。その結果、DCIが開催される前(1972年以前)からCaballeros以外にも様々な団体が「マラゲーニャ」を取り上げており、人気が高い曲であることがわかる。

さて、スタン・ケントン楽団のアレンジをドラム・コーに取り入れた最初のショーはどれだろうか。探してみよう。

前述した「Adventures in Jazz」がリリースされたのは1962年であるが、1966年のHawthorne Caballerosのショーに反映されていないように、すぐに取り入れられたわけではないことがわかる。
では最初にスタン・ケントン楽団アレンジを取り入れたショーはどれかというと…
特に1960年代のショーは録音がYouTubeに掲載されている種類も限られており、「マラゲーニャ」を演奏した記録がある団体は数多くあるが該当期間の音源を聴くことができず、明確にはわからなかった。
(特にMadison Scoutsが1963年、1965年に演奏している「マラゲーニャ」がどのようなアレンジかがとても気になる!)

YouTubeを調べた限り、一番古いスタン・ケントン楽団アレンジの要素が感じられるショーは1971年のConnecticut Hurricanesであった!(05:05 あたりから)

これはまさしく、スタン・ケントン楽団のアレンジである。
(しかしまだ物足りないな、やはり推進力、疾走感が不足していてどこかまったりしている。)
そして、Connecticut Hurricanesは、翌年の1972年も2年続けて「マラゲーニャ」を取り上げた。恐らくこのアレンジを聴いた多くの関係者があまりのかっこよさに痺れただろう。

さて、ここまではDCAでの話だ。DCIでの「マラゲーニャ史」を見ていこう。

DCI初期の「マラゲーニャ」


調べた限り、DCIで一番最初に「マラゲーニャ」を演奏したのは…

なんとBlue Starsである!!(06:28 ~)

Blue Starsとスパニッシュ、、、、、今考えるとなかなか結びつかないと思うが、実は1970年、1976年と2度取り上げていた歴史がある!
(1970年アレンジがどうだったのかとても気になる)
オシャレな広大なイントロに引き続き、熱さだけではなくクールさも兼ね備えている「マラゲーニャ」であるが、残念ながらこのショーは今となっては忘れ去られてしまっている。

それでは、今でも語り継がれるDCIの「マラゲーニャ」の名盤を見ていこう。
最初の例は、やはり1978年のMadison Scoutsであることは間違いない。
Madison Scoutsは1975年にチャンピョンを獲得しており、すでに実力と人気を兼ね備えていた。
1963年、1965年に続き、3度目の「マラゲーニャ」だ。

このショーでは冒頭早速「マラゲーニャ」から開始され、キレッキレの動きとともに展開される。Madison Scoutsならではの「キレ」のある轟音が特徴であり、そして体を反らしながらシャウトするアツさが魅力だ。そしてスウィングが終わった後のソプラノ4人によるソロのかっこよさが最高だ!

余談だがショーの後半には「スターウォーズ」のメインテーマを轟音のビューグルサウンドで演奏しているのが最高に良い。
エンディングがスターウォーズということを考えるともしかしたらショーのメインはそっちであるのかもしれない。
スターウォーズの公開は1977年であるため、当時としては昨年公開したばかりの新作、ということでメインに置いたのかと推測する。

そして、Madison Scoutsは1980年、1981年と立て続けに「マラゲーニャ」を取り上げ、恐らくこの頃から「マラゲーニャ」といえばMadison Scoutsというイメージが定着していったのではないかと思う。
(アレンジや雰囲気が似ているので映像の添付は割愛するが、YouTubeに映像あるので興味あればその2年もお楽しみください)

DCI名盤級「マラゲーニャ」誕生

Madison Scoutsは1975年にチャンピョンを獲得したものの、その後はBlue Devils やCadetsなどの活躍によりチャンピョンからは遠ざかっていた。
そのような中、再びチャンピョンに返り咲いたのが1988年であり、1981年から7年ぶりに「マラゲーニャ」を取り扱ったショーであった。
今でも「マラゲーニャ」といえば、そしてMadison Scoutsといえば1988年という方も多くいる。とにかく、「観て」「聴いて」欲しい。

これはもう文句なしに優勝である。
今までの「マラゲーニャ」と比べてより洗練され、コントラストが生まれ、ドラマチックになっており、迫力も増しており、そして華々しく進化している!!!!!
ドリルも複雑性が増しているが正確で、縦横無尽に走り回っているではないか!
ラスト終わるかと思いきやのメロフォンソロ&シンバルキラキラ!
そしてエンディングの「▽」を形成する際の360°ターンの切れ味が素晴らしいこと!!!
スコアは97.100!クオリティと迫力どちらも満点である!!

これぞ優勝、、、、、かと思いきや、1996年に再び「マラゲーニャ」を爆演!6位ではあるもののショー全体の激アツなセットリストも功を奏して、こちらも名盤として輝いている!!!
(07:00~)

スピード感や切れ味、そしてバッテリーに特に磨きがかかっている。
(え、、というかテナーの人数多すぎません?え、、、こんなに多いのにこんなに粒だって揃ってるの????)

私はDCI入門として1996&1996年のMadison Scoutsを推している。
爆音、かつ切れ味のあるスピード感を味わえる2年である。

Madison Scouts以外の「マラゲーニャ」

もはやここまできたらDCIの「マラゲーニャ」はMadison Scoutsの代名詞であり専売特許のように思われるのが当然である。しかし、果敢にもMadison Scouts以外にも「マラゲーニャ」を取り上げたショーがあるので紹介する。

なんと、Madison Scoutsが「マラゲーニャ」でチャンピョンを獲得し、
先ほど名盤として紹介した1988年、

実はその年の8位のショーに「マラゲーニャ」が使用されていたのだ。
その団体は、すでに解散しているものの、現在でも一部界隈から熱狂的な支持を集めているVelvet Knightsだ。

Velvet Knightsはコミックバンド的なスタイルが特徴で、ジョークたっぷりのショーを作り出している。また、ジャッジや他団体のパロディ(というか皮肉)要素もふんだんに盛り込まれており、とにかく面白い。
衣装もキャップにスニーカーというラフな雰囲気である。しかし、クオリティは超一流。上手くて面白い、それがVelvet Knightsだ。

1988年のショーは、ビートルズのMagical Mystery Tourをテーマにしており、簡潔にようやくすると、世界各国を巡る構成だ。
「マラゲーニャ」はもちろんスペインパートで取り上げられる。
しかも闘牛場の大道具が登場し、もちろん闘牛士と闘牛(!)が闘う!!
観てもらったほうが早いのでまずは映像を。(02:14~)

なぜ「マラゲーニャ」を取り上げたか、これはもうMadison Scoutsのパロディであることは間違いないだろう!
そして注目すべきはそのアレンジ。
この時代には珍しくスタン・ケントン楽団のアレンジではなく、オリジナルの「マラゲーニャ」から派生されたアレンジであるのだ!
これがまたスペイン要素が強く、ショーの誇張された面白さとマッチするのだ。

これはこれで名盤なので、「1988年裏マラゲーニャ」とでも称しましょうか。


1996年以降、Madison Scoutsはショーで「マラゲーニャ」を取り上げることはぴたりとなくなった。流石にやりすぎたのだろうか。
そんな中、2003年The Cadetsが圧倒的なクオリティと音圧で「マラゲーニャ」を演奏した!
Cadetsといえば正統派アメリカンマーチングで、スパニッシュとは無縁なイメージがあるだろう。
まさか、Cadetsが「マラゲーニャ」を!?!?と当時の人は思ったに違いない。
しかし、これがまたハイクオリティでハイテンションで素晴らしいのだ!
(04:57~)

この「マラゲーニャ」は決して過去のMadison Scoutsの真似事ではなく、The Cadetsだからこそできる唯一無二のオリジナルの構成であることがわかるだろう。
特にバッテリーにここまでの見せ場が作られている前半の展開が見事である。
そしてスウィングパートではCadetsらしいグルーブ感を出し、
ラストは派手に押し切る。

どこかスパニッシュというよりアメリカンな華々しさがあるのが新感覚だ!
さすがThe Cadets!!!!唯一Madison Scoutsに対抗できる名演だ。

そして驚くのが、ここまでボルテージを上げている「マラゲーニャ」がオープニングでもエンディングでもなく、ショーの中盤に持っていっているところだ。
意表をつく展開も含めて見事だ!


類は友を呼ぶ、「マラゲーニャ」は「マラゲーニャ」を呼ぶ
ということでなんと2003年にもう一つ「マラゲーニャ」のショーが誕生した。
演奏したのはBoston Crusadersである。

(08:07~)

さて、この「マラゲーニャ」のアレンジは

「もう今までの『マディソン流マラゲーニャ』にはもう飽きたでしょ、新しい境地を見せてあげるぞ!」

と言っているような全く新しいアレンジだ。
マーチングの醍醐味である「大胆なアレンジ」が楽しめる。
どこかフランスから見たスペインのような雰囲気にも感じる。
大前提として「マラゲーニャ」はもう知れ渡っているからこそできる調理の仕方だ。単発のキメをたくさん作るのが新しい!

2003年は唯一無二の「新マラゲーニャ」が2つ誕生した年である。

Blast!「マラゲーニャ」

最後にこの「マラゲーニャ」を紹介しておきたい。

「Blast!」を知っているだろうか。

もう今の中高生は知らないかもしれない時代になってしまった。

DCIをルーツに持ち、ブロードウェイなどを全米の席巻したステージマーチングのような、いやかなりショーアップされたパフォーマンスである。
2003年から数年前まで来日公演しており、生で観た人も多いだろう。

さて、「Blast!」のセットリストの最後が「マラゲーニャ」であり、それがめちゃくちゃかっこいいのだ!

Blast!をきっかけに「マラゲーニャ」を知った人も多いだろう。
そして、衝撃を受けたに違いない。
私もその一人だ。
まだ当時はYouTubeがなかった頃だ。DCIの映像なんて気軽に見れなかった時代、
本場アメリカの空気をそのまま日本に持ってきていただいたBlast!は画期的だった!
ぜひまた生で観たい。

私がマーチングに対して心を開くようになったのはまさに「Blast!」であり「マラゲーニャ」だったからだ。思い出の名演である。

かなり長文になってしまったが、、、!

以上原曲から始まり様々な「マラゲーニャ」を見ていった。
しかし、まだ国内の名演「マラゲーニャ」を紹介していない。だが、国内まで手を出すとあと何文字書かないといけないのかわからないくらい長文になるので今回はここまで。

マーチングの「マラゲーニャ」しか知らない人は、特に前半の原曲っぽいやポップス化されたところ、面白く読んでくれたかなと思う。

また色んな掘り下げる記事を書いてみますのでお楽しみに。

長文読んでくれて(飛ばしながらでも)本当にありがとうございます。

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