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【滋賀県・坂本地区】緑の鏡面世界と日吉大社

こんにちは!京都でフォトグラファーとして活動しているRikiです。

先日、久しぶりに滋賀県の坂本の方へ行ってきました。

京都からもアクセスしやすい立地に位置する坂本には、友達が住んでいることもあり、以前から足を運ぶ機会が多かった地域なのです。

とはいえ、写真を始めるまでは周辺に何があるのかなんて全く知らなかったので、この周辺のことを知ろうと思ったのは、最近のこと。

SNSですっかり有名になった旧竹林院をはじめ、日吉大社や比叡山延暦寺など、意外にも見どころ満載な場所でもあるのです。

今回は、約1年振りくらいに訪れた坂本エリアについて、写真とともにご紹介します!

重要伝統的建造物郡保存地区「坂本」

坂本へは、京都からJRか京阪電車で訪れることができます。

JRを使う場合は「比叡山坂本駅」。京阪の場合は「坂本比叡山口駅」。名前が似過ぎていて、いつもどっちがどっちなのか迷います。

周辺は国の重要伝統的建造物郡保存地区に指定されていて、昔ながらの建築や石畳が広がる街並み。

特に、京都ではあまり見ない、石垣の壁が新鮮ですね。大小の整形がされていない石を積んでいるのが特徴的。

「手打蕎麦 鶴㐂」

また、坂本にはとても有名なお蕎麦屋さん「手打蕎麦 鶴㐂」があります。

ここの建物も国の登録有形文化財で、店内には綺麗に整えられた中庭まであります。僕は入り口付近の部屋でしたが、離れのトイレを借りる際に見ることができました。

いつ行っても行列ができている有名なお蕎麦屋さんですが、趣のある店内で食べる蕎麦は絶品。

坂本へ来た際は、ぜひ寄っていただきたいお蕎麦屋さんです!

旧竹林院

テーブルに反射する美しき緑の世界

パッと見た瞬間、京都で有名な「瑠璃光院」のようにも見える光景。実は、滋賀県でも見ることができるのです。

もちろん”似ている”だけで全くの別物。ですが、この鏡面世界が、まさか滋賀県でも見られるなんて、初めて知った時はとても驚きでした。

また「瑠璃光院」は、夏と秋の期間限定公開なのに対し、こちらは通年訪れることができます。

僕は訪れたことがないのですが、夜のライトアップも定期的に開催されていて、集客にもしっかりと力が入っております。

ちなみに拝観料は、大人1名330円とかなり良心的な価格設定なのも嬉しいポイント!

日吉大社や比叡山延暦寺、またケーブルカーなど、この周辺はそれなりにお金がかかるので、いつも「ありがたいな〜」と思いながらお邪魔しています。

ちなみに旧竹林院は、お庭を散策することもできます。

昔使われていた茶室や、苔が美しい庭の景観をゆっくりと眺めながら散策することができるので、いつもよりゆっくりと時間が進んでいるかのような感覚に陥ります。

日吉大社

全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮である「日吉大社」。

敷地内は東本宮と西本宮に分かれていて、ぐるりと回ると約30分はかかるのではないでしょうか。

ここはもみじの木が多く、個人的には紅葉の季節がとても好きなのですが、人がとにかく多い!

ということで、今回は緑の季節に訪れてみました。人が少なく、静かで落ち着いた広い境内で過ごす時間は、とても心地良かったです。

新緑というほどフレッシュな色味ではないものの、境内に根付く木々はとても緑豊か。シャッターの回数も自然と増えていきました。

実は日吉大社には「神猿(まさる)」というお猿さんがいます。

昔から「日吉といえば猿」といわれていたそうで、魔除けの象徴として大切に扱われるようになったとのこと。

「まさる」という名前は「魔が去る」「勝る」というのが由来で、縁起の良い神のお使いとして、訪れた人たちを迎えてくれるそうです。

僕の時はめちゃくちゃキレてた

ちなみに日吉大社には、東本宮と西本宮とは別に、八王子山の牛尾宮、三宮宮という奥宮が存在します。

以前に一度だけ山を登り訪れたことがありますが、とにかく斜面が急でハードな道のり。

気温37度近くという猛暑日だったので、この日は諦めました笑

が、標高約381mの山から見下ろす琵琶湖の景色は、初めて見た時とても感動したので、またいつか登りたいな〜と思っています。

日吉大社を訪れたあとは、冒頭でもお話しした「比叡山延暦寺」にも訪れています。

今回の記事が少し長くなってしまったので、延暦寺のお話は次の記事で。

それでは、また!

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