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【台湾旅】人生初の海外旅行は、とても感慨深かった

こんにちは!京都を拠点にフォトグラファーとして活動しているRikiです。

少し前になりますが、5月に人生初の海外旅行へ行きました。行き先は、日本から約2,163 km離れた「台湾」。

写真を始めてから、国内はそれなりに移動してきましたが、実は海外には行ったことがなかったのです。

周りの友だちや仲間の多くは、学生時代に旅行や留学で行っていたり、社会人になってからも、時間を見つけては旅行へ行っている人が多くいました。

僕はなかなかの貧乏家庭に生まれ育ったので、子供の頃に海外旅行なんて、話に出たことすらありません。

社会人になってからも、5年以上アパレル業界に身を置いていたので、泣けなしの給料はほぼ服に全振り(これも仕事)。日々の生活にいっぱいいっぱいで、台湾という比較的近い国ですら、とても遠かったのです。

20代の頃は「自分には縁のない世界だろうな〜」と思っていました。

なので、初海外である今回の台湾旅は、「念願の」という言葉がとてもしっくりくる、すごく感慨深い旅になりました。

日本語は通じないし(当たり前)、街の匂いが独特で酔っちゃうし(俺のせい)、宿のカビはすごいし(これは湿気のせい)と、これまでの当たり前だった生活環境とは全然違う世界。

五感に触れるもの全てがとにかく新鮮で刺激的で、脳みそが常にプルプル震えていたような気がします。

「もっとたくさんの国を旅してみたい」と思わせてくれる、とても良い旅になりました。

それでは、写真とともに今回の旅をお話ししていきます!

十份

十份という場所は、ランタンで有名なスポット。

日本では絶対NGの、現役の線路の上でランタンを飛ばしまくっています。

電車の本数は確か1時間に1~2本程度。この区間はとてもゆっくりと運行しているので、電車が来ると、気づいた誰かが「来たよ〜」とアナウンスするアナログっぷりでした。

電車が過ぎ去ると、みんなまたすぐに線路の上に戻り、ランタンの打ち上げを再開。日本人も数名見かけましたが、ほとんどが中国語圏か韓国の方でしたね。

何人かに「あなたも上げなよ!」とセールスされましたが、一人でやる勇気はなかった。

実はランタンのスピードめちゃくちゃ早い
4面全てに願いが書かれています
電車との距離感がアジアって感じ

九份

九份は言わずもがなの、台湾の中で最も有名な観光スポットです。

「千と千尋の神隠しの世界観」とよく言われますが、街中の通りを飾る赤提灯がまさにそれ。

実際にこの場所を参考に描かれたわけではないようですが、思いを馳せたくなる気持ちはものすごくわかります。

朝散歩する猫
ツバメを警戒する猫

九份はとにかく猫が多い。

夜は人が多いのであまり姿を現さないと思うのですが、朝は人がほとんどいないので、そこらじゅうに猫がいます。

今回は、誰もいない九份を歩きたかったので、近くに宿を取って早朝から散歩していました。

個人的に、夜の九份は食べ物やトイレのニオイなどがいろいろと混ざりすぎてなかなか辛かったのですが、朝は大丈夫でした。

お次は、夜の九份の写真を少しだけ。

ただ夜は、後に説明する山登りの疲れと、人が多すぎたので、あまり写真を撮っていませんでした笑

それでも、提灯の灯りと台湾の建築に囲まれた独特の雰囲気は、歩くだけで十分楽しめました。

台湾といえばこの景色
灯りがつくと、より幻想的

ちなみに、街の向かいには「基隆山」という山があって、その頂上から九份の夜景を見ることができます。中心地から登山口までは歩いて5~10分くらい。

ただ、なかなか険しい道のりなので、体力に自信がない人は街の散策に集中した方が良いかもしれません。

ですが、九份の夜景はなかなか美しく、街の灯りがついた瞬間、周りもみんな「キタ!」と声をあげていました。

道中に見える景色
九份の夜景

基隆

お次に紹介するのは、基隆という場所です。

実は、多くの観光客が行く基隆という街は、ビルやモニュメントなんかもある都会の基隆。

ですが今回は、中心地からバスで約20分離れた郊外の方に足を運びました。

1組だけ、気さくな住人の方が話しかけてきてくれたのですが、この辺りはほとんど観光客が来ない場所のようです。

それが大きな理由なのか、他の場所とは段違いで人からの視線を感じました。カメラも持ってますしね。

もちろん、襲われるなどの気配は感じませんでしたが、少し警戒されていた気がします。

ちなみにこの辺りは、レンガ造りの建物が多く建っていました。

台北市

ホテルから見た朝の爆焼

台湾を訪れるほとんどの人は、ほぼ全員この台北市を訪れるのではないでしょうか。

九份や十份、また基隆などの多くの観光スポットは、この台北市内からアクセスできるので、観光の拠点でもあります。

ちなみに、台湾のアイコニックな存在として知られる「台北101」があるのも、この台北市です。

僕は、ホテルの窓から富士山や東京タワーなど、その土地のアイコニックなものを撮るのが好きなので、今回も例に漏れずホテルを血眼で探しました。

Park Taipei Hotel

そこで見つけたのが「Park Taipei Hotel」というホテル。お値段は約20,000円。台湾の中ではなかなか綺麗な部類のホテルだと思います。(九份の宿はカビとかいろいろ凄かった)

ホテルマンの方の一人が、流暢に日本語を話されるのも良かったです。

チェックイン待ちの時に、昔京都に旅行に来られたお話をしてくださいました。僕が話す隙間など、一ミリも与えることなく。

ちなみに台湾といえば「夜市」も有名です。

台湾市内には複数の夜市が存在しますが、今回足を運んだのは「饒河街観光夜市」という夜市。

平日にも関わらず、多くの地元客と観光客がいました。ただ僕はニオイに酔ってしまい何も食べられず‥

近くにあったドリンクスタンドでタピオカミルクティーを買ってホテルに帰りました。(数年遅れでタピオカにハマりつつある)

ノリよくガッツポーズくれたお兄さん

ちなみに台湾では夜市に並びドリンクスタンドも有名で、その数はなんとコンビニより多いとのこと。

日本でも一時期大流行したタピオカミルクティーは、実は台湾が発祥で、多くのドリンクスタンドに並んでいます。

サイズだけでなく、甘さや氷の量までカスタマイズしてオーダーできるのが嬉しかったですね。滞在中、3度くらい使わせてもらいました。(ハマりすぎている)

改めて、今回の台湾旅は初めての海外ということもあり、とても思い出深いものになりました。

写真を始める数年前まで「海外旅行なんて無縁の人生だろうな〜」と思っていたので、地道にコツコツ積み重ねていると、報われる努力もあるのだなと、継続することの大切さも改めて感じられました。

今回は台北にしか行けなかったので、次は台中・台南に行ってみようと思います。特に台南は狙っている場所が複数あるので、今から楽しみです。

2024年もあと4ヶ月ほどですが、今年は仕事とプライベート含めて、少なくともあと4カ国は行く予定なので、これを機に皆さんにもどんどんシェアしていこうと思います。

それではまた!

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