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初心者必見!ノマドワーカーの始め方
旅しながら生活してみたい。そう思ったことはありませんか?
コロナ禍が始まり働き方が多様化する中、ノマドワーカーの存在が話題になりました。
自分もノマドワーカーになりたいけど、何から始めたらいいかわからない
そう思っている方のためにノマドワーカーの始め方をご説明します。
そもそもノマドワーカーとは?
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特定のオフィスを持たず、PC やスマートフォンを利用し、カフェやレンタルオフィスなど自分の好きな場所で仕事をする人のこと。
Nomadは英語で“遊牧民”のことを指します。
遊牧民とは羊や牛、馬などを飼いながら気候条件や牧畜のための餌場を求めて移動しながら生活する人々のことです。
この遊牧民のように1箇所にとどまらず好きな場所で仕事をする人という意味からノマドワーカーと呼ばれるようになりました。
ノマドワーカーのメリット・デメリット
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ノマドワーカーの意味を知ったところで、はたしてノマドノマドワーカーのメリット、デメリットは何なのかを紹介します。
メリット
人間関係のストレスが少ない
身なりをさほど気にする必要がない
交通費や通勤時間の削減
自己裁量権が多い
ワークライフバランスが保たれる
デメリット
収入が少なくなる、安定性に欠ける
情報管理やセキュリティに不安がある
体調やタイムマネジメントが必須
最初は仕事があまりもらえず稼げない
アルバイトより要求されることが多い
ノマドワークに必要な環境
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ノマドワーカーをするために最低限必要なものは以下3つです。
インターネット環境
言わずもがな、PC等を使ってインターネットを通じたコミュニケーション、作業を行う必要があるため、インターネット環境は必須になります。
インターネット環境は自宅の固定回線、モバイルWi-Fiルーターやスマホを使ったテザリングなどが主な方法です。
最近はWi-Fiを備え付けているところやコワーキングスペースなどセキュリティの高いインターネット環境を備えているところも増えました。
一方で、公衆Wi-Fiを悪用したサイバー攻撃に遭う恐れもあるため、Wi-Fiを使用する際はセキュリティを守る手立てを用意しましょう。ノートPCやタブレット
ノートPCやタブレットを用意する際、デザイナー、エンジニアなどの方は自分の職種に合ったスペックが必要になります。
また、ノマドワーカーとして移動が多いことを考えると、ノートPCやタブレットが小型や軽量であることが重要な要素です。購入する際は十分確認しましょう。ITツールやシステム
こちらは主にチャットツールやWebミーティングツールのことです。
ノマドワーカーは基本出社がないため、コミュニケーションはビジネス用のチャットツールを使用します。ミーティングをしたい場合にWebミーティングツールを使用することが一般的です。
ビジネスチャットツールではSlack、WebミーティングツールではZoomが代表的になります。
ゼロからのノマドワークの始め方
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それではノマドワークに必要な環境を理解したところで、実際にノマドワークを始めるには何から始めたらよいかをご説明します。
1.やってみたい職種を学習する
まず、自分の興味があるノマドワークの職種を洗い出して勉強を始めてみましょう。
現在では書籍に限らず、Webサイトや無料動画でも多くの参考動画があるため、コストをかけずに勉強したい方はまずそちらを視野に入れてみてもよいでしょう。
手早く学習を進めたい方はスクールに通うことも一つの手になります。
ノマドワーカー向けの職種については以下を参考にしてみてください。
2.実際に案件を受注してみる
基礎の勉強が終わったら、クラウドソーシングサイトで実際に案件を受注してみましょう。
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業と個人が直接つながり、仕事の受発注をすることができるサービスになります。
まずはクラウドソーシングサイトに登録してみましょう。次に募集内容を確認し、自分でできそうだと思う案件から挑戦してみてください。始めは単発の案件がおすすめになります。
実績のない状態での応募は不安に思うかもしれませんが、提案文をブラッシュアップすることで実績がない状態でも案件獲得を狙うことができます。
ただ、応募後にクライアントから詳細を聞いて契約する流れになるため、応募が通っても契約するまで気を抜かないようにしましょう。
始めのうちは実績を増やすために、とにかく簡単な案件でも数をこなすように努めましょう。提案文はコピーではなく、クライアントごとに提案を変えるように工夫すると良いです。
クラウドソーシングサイトを使い始める際は以下サイトを参考にしてみてください。
3.慣れてきたら単価の高い案件に挑戦しよう
案件がとれるようになってきたら、次は徐々に単価の高い案件に挑戦してみましょう。
スキルに自信がついたら、次は企業との直接契約に挑戦してもいいかもしれません。企業サイトに募集がある際は積極的に応募してみましょう。
ノマドワーカーをするうえで必要なこと
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自己管理能力
会社員の場合は、上司の方が自分の仕事の進み具合を確認し、仕事量を調整してもらえる場合があります。
しかし、ノマドワーカーの場合はクライアントからの依頼を自分でスケジュール管理し、納期に間に合わせる必要があります。
仕事をするのも休憩するのも全て自分で決めることができるからこそ、自分のキャパと作業量をきちんと管理しましょう。
もし納期が遅れてしまった場合、会社員の場合と異なり全て自己責任となり、クライアントの信用を失うことにつながります。
以降の仕事にも悪影響を及ぼす可能性があるため、必ず余裕を持ったスケジュールを立てるようにしましょう。
また、体調を崩した場合でも自分以外に担当の替えがきかないため、体調管理を今まで以上に徹底することが必要です。
税金対策
ノマドワーカーとして個人で働くとなると、自分で税金を管理するか、税理士の方に管理してもらう必要があります。
例えば、カフェのコーヒー代を経費として計上するなど、節税できる費用をしっかりと押さえておくと良いです。
また、年に一度確定申告を行う必要があるため、事前に確定申告ソフトを利用して計算すると良いでしょう。
確定申告ソフトの例は以下を参考にしてみてください。
請求書のテンプレート利用
ノマドワーカーになると、クライアントから請求書や納品書を求められることが多々発生します。
そんな時、書類を毎回1から作成していては時間を無駄にしてしまいます。
そこで、事前にテンプレートを作成する、または無料配布されているものを使用することで時間の効率化を図ることができます。
納品書や請求書のテンプレートは以下を参考にしてみてください。
SNS発信
ノマドワーカーになると、会社員の時とは異なり1人で活動することばかりのため、新しい出会いが極端に減ります。その弱点を解消するためにSNSを発信することが重要です。
SNS発信を通じて自分は何ができて、何に興味があり、何をしているのかをより多くの人に知ってもらうことで、つながりが増えるだけでなく、クライアントに対して自分を示す名刺の役割を果たします。
まずは自分の使いやすいSNSで日々気づいたこと、学んだことについてメモを残す感覚で発信してみましょう。
まとめ
今回はノマドワーカーの始め方についてご紹介してきました。
場所にとらわれず自分のやり方で仕事をすることができるノマドワーカーですが、自由であるがゆえ自己管理の重要性や責任が増す働き方になります。
契約した内容はきちんと守るよう、スケジュールに余裕を持って取り組みましょう。
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