発覚してから検査入院まで。
病気が発覚して2~3ヶ月に1回病院へMRIをとりに行くようになり、出血が治まった腫瘍は縮小傾向だった為、半年に1回MRIの予約だけになっていった。
発覚してから2年程経った昨年8月のMRI検査で先生は「腫瘍少し肥大していますね。また3ヶ月後造影剤を使ってMRI撮りましょう。」と私に言った。
そして3ヶ月後の11月、MRIを撮った結果1cmだった腫瘍は約1.75cmまで大きくなっていた。
先生は「これ以上肥大していくと視神経を圧迫し失明するから手術を考えた方がいいですね。」と言っていた。
自分が25歳にして脳の手術を受けることになるとは考えもしなかった。
12月に入り、1月からの検査入院の予定を立て会社にも入院手術で休職することを伝えた。
また、入院手術の支払いに備えて限度額適用認定証を申請した。
とにかく頭の中は手術の不安でいっぱいだった為、外出を控えるようになった。仕事のことやプライベートのこともありうつ状態に陥ってしまっていた。
2020/1/14~1/18まで検査入院をして、毎朝採血、血圧測定の日々。たまに入るMRI、CT検査。
ホルモン系の検査は毎回採血ばかりなのでこれが辛かった…
毎回違う看護師さんに毎日採血されるので腕は採血跡だらけになるのと私の血が採りにくいのか新人の看護師さんはあせあせしてしまう。
入院初日から血圧が高く、途中から降圧剤を常用することになったり毎日飲んだ水の量と尿の量を記録したりと結構大変だった。
蓄尿もしたが、毎回トイレに行く度ナースコールしなきゃいけないのでトイレに行きづらかった。看護師さんも忙しそうなので申し訳ない気持ち。
夕飯後、翌朝まで水を飲まない検査や断食しなきゃいけない検査もあったのでなかなか苦痛で暇だった。
そんな中でも検査入院中は毎日シャワーに入ることが出来たのでそれだけでも本当に助かった。自分で動ける、毎回お風呂に入れるありがたさ。欲を言えば入院中肩こりが酷かったので浴槽に浸かりたくなったけどそれは贅沢だなって。改めて家のお風呂のありがたさが身に染みた検査入院生活でした。