術後12日目。

2/28 朝から原発性アルドステロン症検査
8:30~安静
9:00 点滴採血 カプトリル服用
10:00 10:30 採血

検査終了後、内分泌科の先生登場。
今日出た検査結果でもやはりコルチゾールの値が低い為、次の外来までに副腎の薬(コートリルを1日1粒服用)してほしいとのこと。尚、外来日はまた採血をする為、その日の朝はコートリルは服用しないで来てほしいとのこと。忘れちゃいそうだ。原発性アルドステロン症の検査結果は約2週間後まで分からない為、退院後も不安が続く。

11:30頃 手のリハビリ最終(手のエアロバイク15分)
14:00頃 脚のリハビリ最終(ルームランナー20分)

15:00頃 リハビリ疲れて少し寝ていたら、看護師さんが来てあせあせしている。「○○さん、蓄尿のカップってどこにありますか?💦」「看護師の誰に渡したか覚えてますか…!?」うーん…確かにトイレで蓄尿した時ナースコールはしたけれど 、誰だったかは覚えてない………(看護師さん毎日違う人が日勤夜勤で来ていて名前ほとんど覚えていない…)

看護師さん「ごめんなさい、蓄尿1回分捨てちゃったみたいで…」まじか………今日もか………

看護師さん「出来たら明日の12時まで検査させてほしいんですけど………」明日の10時退院予定だったのに………起きたことは仕方ない………

ということで明日の12時まで蓄尿検査が延びた。
看護師さん毎日入れ替わり激しいからか、伝達事項が伝わってないことがちょくちょくある。内心ちょっとがっくりきたけど人間だもの………ミスはある………

16:30 12日振りにシャワーを浴びて、自力で洗髪。
あまり頭を下に向けないように洗うのって難しい。
お腹のガーゼも取れて露になった横一直線(5cm~ぐらい)の切った傷。地味にまだ痛かったけど気にせずシャワった。浴槽に入る時に気を使いそうだ………

17:00 溜まった洗濯物を洗濯しに洗濯室までいく。

18:30 夕食時、母が自宅に届いた例のAmazonの鼻うがいセットを持って面会に来てくれた!
仕事終わった時間遅いのに1時間かけて面会来てくれて荷物届けてくれて本当に本当にありがたい。

19:00 二週間分の荷物をまとめる。

21:00 看護師さんが来て鼻うがいのやり方を教えてもらう。そして恐る恐る人生初鼻うがい。

鼻洗浄機を片鼻にさして( ´゚д゚`)エーって声出しながらやるんだけども、水がなかなか口から出てこず。
さした鼻側から水がドバーって出てしまう。
何度かやってみると、逆側から水がポタポタ…タラーっと出てくるようになった。すごい………全然痛くない………!!!(びっくり)

めちゃくちゃ痛いイメージだったけど痛くもなんともない…!

多少鼻すっきりしたかな…!?

2ヶ月毎日2回鼻うがいをするように言われたけど、鼻うがいの洗浄液を作る方がちょっとめんどくさい………

まあ、鼻にカビ生えたくないしね………

明日の今頃は2週間振りに家で寛いでることだろう。私にとって長い長い2週間だったことは間違いない。けれども人は不思議なもので、何にでも慣れてくるものだ。入院生活は毎日の採血といい、痛い怖い検査も多々あったけれど、それでも徐々に体は慣れて昨日なんかは爆睡してしまっていた。
これから"初入院"を経験する人達に私から助言するとしたら……

「枕だけは使い慣れてる物を持っていけ…!」

ということぐらいかな。最初の検査入院中、病院の硬い枕を使っていて全然眠れなかったから………

普段使っている枕を何がなんでも荷物になってでも持っていくとよい。枕だけでも全然違う。気持ちも頭も落ち着くから。。

手術までの時間が一番怖かったこと。手術後私はどうなっちゃうんだろうと何回も思った。最悪の場合を考えて遺書を書いたりした方が良かったのかななんて考えていた。

術前に同じ手術をした人のブログを探して何回も読んだ。でも読んだ人のブログでは「対したことなかったよ」「わりと平気だったよ」みたいなことしか書いてなくて。

正直経験してみての感想は……、

めちゃくちゃ辛かったよ…!!!!

ごめんなさい。これから同じ手術を控えてる人を怖がらせるつもりはないんだ。ただ、術後楽じゃないことは確かだしめちゃくちゃ不便だった。

圧倒的に断水と口呼吸が辛かったし、何日間か不眠のまま過ごしたことや寝たきり生活が凄く辛かった。動けるようになるまでのたった何日間が凄く遠く感じたし、吸い飲みやオムツ、車椅子が嫌だった。

痛い思いもしたし辛かったけれど、それ以上に看護師さんが優しかったのと家族や友人の支えがあったから頑張れたこと。

看護師さん、私と同じ年代か私より若い人も沢山いた。日中といい夜中といい、いつ呼んでも嫌な顔1つせず介助をしてくれた看護師さんたち。「○○さん、大丈夫ですよ」「また、何かあったら呼んで下さいね」「早く良くなるといいですね」朝から晩まで声をかけてくれて時には楽しい会話もしてくれて入院中の憂鬱から気を紛らわせてくれた。

彼女達(彼等)は感謝されるべき職業に就いている。
私達患者はお金を払って入院しているのだから「~されて当然」ではなく、看護師さんたちのサービス精神の上で安心して過ごすことが出来ることを忘れないでおこう。

夜も朝も沢山の患者さんのケアをしている看護師さん達はひっきりなしに動いていてとても忙しそうだ。彼女達(彼等)も人間だからミスもするしストレスも嫌なことも沢山抱えていると思う。それなのに毎日ニコニコしていてどんな患者さんにも同じ対応が出来るところを本当に尊敬している。

長くなってしまったが、入院中沢山の発見や経験が出来た濃い2週間だった。

いいなと思ったら応援しよう!