下垂体腺腫(下垂体腫瘍)という病気について
私は現在25歳。来週には下垂体腺腫(下垂体腫瘍)という脳の視神経のちょうど間?にある腫瘍(約2cm)を摘出する手術を受けることになる。病気が発覚するまでの経緯や手術前手術後のことを何か記録せねば!!ということでここに書きます。
下垂体腺腫という病気が発覚したのは平成29年10月下旬、今から約3年前のこと。
元々偏頭痛持ちの為か市販の頭痛薬を常用していたが、29年10月頃朝起床すると後頭部全体ガンガン響くような痛みと頚椎~肩のこりが一週間ほど続き、夜も眠れない為脳外科のあるクリニックで初めてMRI検査を受けた。
検査結果は下垂体部分に小さな腫瘍があるとのことで「ラトケ嚢胞」の疑い。先生が病院へ紹介状を書いてくれて大きい病院で再度検査して下さいとのこと。
ラトケ嚢胞??何だそりゃ??って感じだった。
にしても頭痛は歩く度ガンガン響く。
再度病院でMRI、血液検査などを受けて結果は下垂体腺腫(下垂体腫瘍)から出血を起こしてるとのこと。この時続いていた頭痛、頚椎の痛み、肩こりは下垂体卒中からくるものでした。
先生は「2~3ヶ月ごとにMRIを撮って経過観察をして様子をみましょう。」
「腫瘍が大きくなってくると視神経を圧迫して手術が必要になる。今は出血が止まってきたから大丈夫。」と言われて結局処方された薬は頭痛薬ぐらいだった。
下垂体腫瘍からの下垂体卒中と分かるまで約3週間ぐらいかかった。その頃には激しい頭痛や肩こりなどは止まっていて普通に生活を送っていた。
下垂体腫瘍(下垂体腺腫)の主な症状
・頭痛
・視力低下
・月経不順
・不妊
・乳汁が出る
・急激に太る
・血圧や血糖値が上がる
尚、放置すると腫瘍が真上にある視神経を圧迫することによって、視野・視力障害が生じる。代表的なものは「両耳側半盲」と言って外側の視野が徐々に欠けていく。放置すると失明に至る。