
23000文字オーバー「式も新環境もブッ壊そう!!!」青紫ルフィ完全解説
こんなデッキ!




新環境をブッ壊そう!!!

こんにちは。理系のためのワンピースカードです。待ちに待った11弾「神速の拳」がついに3/1に発売されます。黒ひげ、青ドフラ、緑紫ルフィで固定された環境、この環境をブッ壊す6種類のリーダーが野に放たれます。

とりあえず一度すべて回してみた感想としては、コビー、ルフィ、ナミの3種のカードパワーが非常に高く回していて初見殺し込みにしてもいいデッキだなといった感じです。カタクリとジンベエに関してはいいカードを11弾でもらってはいますが似たような立ち位置になる赤シャンクスと比べると最高出力が低いなといった感想。しらほしはリソース切れ問題が苦しく、回していて強いとはまだ感じることが出来ません。と冷静に分析してみたものの、正直今僕の眼中には青紫ルフィしかありません。
特に青紫ルフィに関しては回す前と回す後で私の中での認識が大きく異なっており抜きんでて強いです。確実に新環境に食い込むリーダーだと確信しました。
ということで今回のnoteでは、青紫ルフィについて解説していこうと思います。
・青紫ルフィがどんなデッキか知りたい
・11弾のパックのデッキを作りたい
・大型を投げまくる、ドローしまくる楽しいデッキを使いたい
・新しいデッキで初見殺ししてみたい
・とにかく強いデッキが使いたい
といった方に向けたnoteになっています。とりあえず無料部分だけでも見ていってくれたらうれしいです。一緒に新環境を青紫ルフィでブッ壊しませんか???
(なお今回の構築では式をブッ壊そう!!!は入っておりませんのでご注意を。)
これ絶対つよいやつ~♪

回してみて考えたこと
前項で、「回す前と回す後で私の中での認識が大きく異なっており」と書きましたがこれについて少し書かせていただければと思います。
まず回す前はこのリーダーが弱いと考えていました。正確には世間で青紫ルフィが過大評価であると考えていました。
①結局9サンジ弱いんじゃないの?
赤青マルコという最高の相性のリーダーがいたにも拘わらず、9サンジは環境で大きな活躍をすることはありませんでした。非常に残念だというのと同時にワンピースカードがゆるやかにもインフレを続けていることを実感しました。
②8ドン貯まるまでって遅くない?
10.5弾環境は超高速環境。青ドフラ、緑紫ルフィのアグロ性能についていけないデッキは置いて行かれてしまいます。なんなら10ドン貯まる前に試合が終わってしまうこともざらでした。こっちのほうが神速の拳じゃん。
そんななかこのリーダー、効果の使用条件はターン開始時に8ドンあること。実質10ドンターンからの効果の使用であり、今の環境では間に合わないのでは?
③ライフ3はきつくない?
ライフ3かつ6000リーダーという点で同じ赤紫ルフィの良くないところは6000で殴られ続けたら簡単に手札切れを起こしてしまうということ。ライフを守ると細いハンドで戦うしかなく理想の動きができない(大きく引きに依存する)、かといってライフを守らなければ大型を出す前に負けてしまう…ライフ3のリーダーに苦手意識をもっていました。
回してみると、これらをうまく補完するバランスの良いリーダーでした。①結局9サンジ弱いんじゃないの?
→強い。そもそも赤青マルコと使い勝手が違いました。
9サンジの効果を言い換えると、9コストのキャラを出すとその効果に合わせて9コス9000のキャラ(サンジ)がおまけで出てくれるということ。9サンジが殴り始めることのできる次のターンからやくに立つのだが、赤青マルコではこれがあまり役に立たない。これに対して赤青ルフィは非常に後ろ寄りなデッキであり、
・後半になるにつれてハンドリソースが増えていく
・9マム、8カタクリ等の後ろ寄りの大型を採用可能
といった点から9サンジが殴り始めるまでの時間を稼ぐことが可能です。
かつ、リーダー効果で9サンジを回収できるのが非常に偉い。2回以上9サンジ効果を使用できることが多々あり、安定性においても赤青マルコかそれ以上でした。②8ドン貯まるまでって遅くない?
→意外と何とかなってしまった。青ドフラにも緑紫ルフィにも9マムと8ルフィが非常に刺さります。9サンジを経由できれば大型2枚でキャラを踏みながら…といったプランを容易に取れるため、8ドン貯まるのが遅くてもロングゲームに持っていくことができました。
③ライフ3はきつくない?
→きついけど、リーダー効果のおかげで思ったより安定性がありました。手札がカツカツになってしまうというデメリットが赤紫ルフィにはありますが、青紫ルフィではライフを何回か守って10ドンターンに手札がなかったとしてもリーダー効果でほしいカードを持ってくることが出来ます。これが非常に偉く、テキトーにライフを守っていても10ドンターンにいい動きが可能です。もちろん手札にカウンターレスがかさばる危険性を孕みますが、赤紫ルフィよりは事故が少なくかつ出力が同等でした。
結局何が言いたいかというと、こいつは回してみてすぐに強さを実感できるいいリーダーです。
簡単なリーダーの解説

とりあえずリーダー効果について解説をば。知っている方も多いと思うのでもう大丈夫!という方はスルーしていただいても大丈夫です。
効果を要約すると
①10ドンになるターンに発動
②5枚見て麦わらの一味を1枚手札
③その後AかBを選べる
A:のこり4枚のうち1枚をターン開始時のドローの代わりにドローして3枚を好きな順にデッキの上へ(デッキトップ操作)
B:4枚をデッキ下においてターン開始時のドロー(こちらはランダム)
といった感じ。重要なところをかいつまめば、普通は1ドローなのに10ドンターンから毎ターン2ドロー+デッキトップ操作です。これ以上僕には簡潔に訳せません。
構築方針について
リーダー効果を踏まえて構築方針を考えていきます。相性のいいカードは以下に分類できます。
①10ドンになるターンに発動
→ドン加速カードの相性がいいです。通常ドン加速系のカードにおいては
メリット:はやいタイミングでドンを多く使える(相手よりも先に10ドン使える)
デメリット:ドン加速カードはほかのカードよりも効果の分パワーが抑えられていたり手札消費が激しい。また、ドンには10枚という制限があるため後半は手札で腐ってしまう。
このリーダーで運用する際はデメリットが抑えられるというよりは、メリットが強化されることになります。ドンを加速することにより手札リソースを増やすリーダー効果を早く発動できる=手札が増えるというメリットが追加されます。
②5枚見て麦わらの一味を1枚手札
→言わずもがな麦わらの一味を特徴に持つカードをある程度採用する必要があります。5枚見て麦わらが1枚以上ある具体的な確率は
・80%以上→麦わらを14枚以上採用
・85%以上→麦わらを16枚以上採用
・90%以上→麦わらを18枚以上採用
・95%以上→麦わらを22枚以上採用
・97%以上→麦わらを25枚以上採用
となっています。まあ、半分麦わらの一味にしたら外れないってことですね。また、+αになりますが麦わらの一味指定のカードも採用可能です。具体的にはゴムゴムの巨人です。
③その後AかBを選べる(デッキトップ操作)
→9サンジ等のデッキトップを参照する効果を持つカードとの相性が特にいいです。ほかには9マムでしょう。しかし現状これ以外でデッキトップ参照効果が強いというカードは少ないです。
(当たり前ですがデッキトップ操作自体がほかのカードと共存しうる効果であり、全対面において安定性を底上げします。)
これらを踏まえると、9サンジを優先して使うための構築、ドン加速を入れて最速でリーダー効果を使用する構築、
今回の構築では9サンジをうまく使うことを第一目標として、これをサポートする形で麦わらカードとドン加速カードをバランスよく入れる、という構築方針としました。安定性を捨てて最高出力を高くする意図があります。環境初期ではデッキの種類が多く、そのような環境の中で勝ち切るとなったときにメタに回ったり苦手デッキの勝率を上げるよりもデッキパワーで勝ち切るほうがいいと判断しました。
構築
構築は以下の通りです。

麦わらの一味36枚
ドン加速16枚
カウンターレス26枚
の構築です。カウンターレスが多いのではないかと感じるかもしれませんが、意外と大丈夫なのがこのデッキの面白いところです。また、後半にサーチをすることが可能なためマリガン基準の感覚が違います。「基本の回し方」の欄で述べているので参照してください。
有料部分について
有料部分では
・採用カード解説
・基本の回し方
・対面別解説
・おまけ①他の構築の紹介
・おまけ②非採用カード解説
が載っています。以下にサンプルがあるので参考にしていただければ幸いです。




採用カード解説
それでは採用カード解説です。

最大2加速可能なイベントカード。これに関しては書きたいことが多いので①ドン加速のタイミングについて②効果条件達成について③カウンターレスについて、の3つに分けて話そうと思います。
①ドン加速のタイミングについて
ドン加速のタイミングですが、理想は6ドンのターンに使うことです。しぬほ…おいしい♡(以下3おいしい)を6ドンターンに使うと8ドンに到達すること、そして5ドン余るのがミソです。カウンターレスのカード、特にイベントが手札でかさばりますが5コストのナミとロシナンテで手札交換ができます。もう一度言いますが6ドンターンに3おいしい+5コストが理想ムーブです。
②カウンターレスについて
3おいしいはめっちゃ終盤に来てほしくないカードです。カウンターレスの中で唯一終盤に使用機会がありません。そのため積極的に手札から捨てることになります。しかし処理手段が意外とあるのでこれを意識しましょう。
・5ロシナンテ、9マム、巨人、8ルフィで捨てる
一番考え付きやすい処理手段です。中盤であれば5ロシナンテ、終盤であれば9マムか巨人で捨ててあげてください。一番簡単かつ優先すべき処理方法です。
・5ナミ、リーダー効果でデッキ下に送る
捨てるのとデッキ下に送るのでは少々勝手が違います。というのも、デッキの上に置くという選択肢が頭の中に残るからです。上か下に送るカードの中に必要なカードがあるからデッキトップに残しておきたい…と考えるかもしれませんが以下の場合を除いて必ず容赦なくデッキ下に送ってください。
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