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おしりが

朝、駐輪場を横切ってびっくり。わたしの自転車のサドルカバーがズタズタになっている。

これで2度目だ。犯人はわかっている。なんの恨みがあってこんなことをやってくれるのか。カラスめ。

いや、目撃したわけではない。が、これはどう見ても人間がわざわざやることじゃないし、人間がやったとしたら、何か刃物を使うだろうから、こんな風に裂けたりしない。

楽しいからやっているのかもしれない。1度目にやってみて面白かった。で、また同じヤツに新しいカバーがかかっているから、また楽しんでやろう、みたいな。

そうじゃなかったら、完全な恨み。憎いあいつの持ち物を壊してやれ。あいつが悔しがったり、悲しんだりするところが見たい。

ま、あとは「巣にお持ち帰りしよう」と思ったが、思うようにはむしり取ることができなかった、というところか。

しかし、偶然ではないと思うのだが、カラスはうちの駐車場で必ずフンを落としていくのだが、十中八九、うちの車に命中させる。お隣の車が被弾していたことが一度あるが、それ以外はわが家の車である。

カラスは賢いらしい。見たものを覚えるらしい。だから、わたしか、オットかがカラスの恨みをかっていたとして、そのわたしたちが所持している車や自転車を見ていて、こんなことをするのかもしれない。

1度目はサドルそのものを破いてくれたので、カバーをかけた。そのカバーをまた裂いてくれたので、次もまたカバーをかけるしかない。わたしの自転車のサドルは徐々に膨らんでいくことになる。と思ったが、裂けたカバーを外してから新しいのをかぶせたらいいのだった。なんだか、頭にくるとまともに考えることすらできなくなる。カラスの方が冷静なのかもしれない。

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