夢の中でnote書いてた
午前0時が近づいている。今日もまだ投稿していない。わたしは焦っていた。連続投稿が300日ちょっとで途絶えてしまい、再スタートをしたところだったのに、またしてもふりだしに戻る羽目になるのか。
今朝は早くからノンストップで、とにかく体を動かしていた。休む時間がなかった。だから夕食のあと、ちょっとだけ、と思って横になったのだが、気づくと23時を過ぎている。が、体が動かない。起き上がれないのだ。そして何度もウトウトして、夢と現実の間を行き来していた。起きようとしても体が動かず、目を閉じてしまう。夢うつつでわたしはnoteを書いているのだが、それは完全に夢の中のことで、現実にはおへそを出して寝ているだけだった。
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わたしはブレスレットをしていた。薄いグリーンの石をゴールドのワイヤーで絡めた、華奢なシルエットだ。「それ、どうしたの?」と後輩に聞かれて、「あれ?わたしのじゃないよ」と自分自身が驚いている。そのブレスレットがはずれない。わたしはぬかるんだ道を用心深く、ある男性のところまで走った。そして訊いた。「これ、わたしのではないのですが、あなたのでは?」背が高く、がっしりとした体型のその人は「まさか。僕のじゃないですよ」そう言って、わたしを冷たくあしらった。
後輩が3人でわたしを気にして遠巻きに見ている。「ダメですよ、その人は」と心の声が聞こえる。わたしは「わかった」と心の声で返事をして、彼女たちのところへ戻る。後輩と腕を組んで、ぬかるんだ道を歩いた。「先輩、どうして私たちって、こうも汚れる道ばかり歩くんでしょう」とキラキラした瞳で私に訊いてくる。
「それが人生ってやつかもしれないね」と芝居がかかったセリフを吐いて、わたしは目が覚めた。
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