回転寿司に行って来た

病院の帰りにムスメと二人で外食をすることにした。何食べたい?と聞いたらなんでもいいと言う。ハンバーグと回転寿司とどっちがいいかと聞いたら「お母さんは?」と聞き返された。決定権を与えると、ムスメはひるむ。わたしはどっちでもいいから、と言うと、やっと「おすし」と答えた。

週末だし、昼間の回転寿司はどこも満席だろうと思っていたら、座席は半分くらいしか埋まっておらず、寿司のレーンにはなにも流れていなかった。廃棄対策のコントロールなのかもしれないが、注文してから流れてくるシステムのようだった。

「お母さんは何がいい?」「いか」「大葉いかとアカイカがある」「両方」ムスメは、まずわたしの注文を先にしてから、自分の分を注文する。マグロ、ハマチ、サーモン、茶碗蒸し。幼稚園の頃から好みが変わらない。食べる量が少し増えたくらいだ。ボチボチ食べながら、たくさん笑った。話はたいした内容ではないのだが、ムスメが笑っているのはいい気分だ。

しばらくして遠慮がちに「茶碗蒸し、もう一個頼んでいい?」と言うので、いいよと答えたら、満面の笑みで「よっしゃー!」と喜んだ。幼稚園児か。

お会計は二人で2000円ちょっと。食べ盛りとはいえ女子のランチはこれくらいで済む。そういえば以前、知人が「高校生の息子二人を連れて回転寿司に行ったら一人5000円くらい食べた」とこぼしていた。以来、外食する前には家でさりげなくおにぎりなどを食べさせてから行くことにしているそうだ。

家に帰るとオットから「勝手に車を使うなよ」と文句を言われた。何か使う予定があったのかと聞いたら「飯を食いに行こうにも出かけられん」とご立腹だ。おそらく、今ハマっている「肉うどん」を食べに行くつもりだったのだろう。ムスメと二人でお寿司を食べたことはナイショにしておこう。

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