トレンドフォロー戦略で売買するなら、ボリンジャーバンドを使いこなそう!⑦
私は株取引を始めてからずーーっとチャートの分析を行っていますから、チャートを見ることはすでに生活の一部と言っても過言ではありません。自称チャート職人の私、毎日美しいチャートを探しては、「うっとり=儲かりそうだ!」と値踏みする日々を送っています。
普通の人から見れば使ってるチャートの数は多いとは思いますが、よく使うチャートの一つが「ボリンジャーバンド」です。銘柄によってトレードの時間軸は異なっていますが、トレンドフォロー型のスイングトレードが得意なやり方なので、ボリンジャーバンドと相性がいいように思っているからです。
今回はトレンド系のチャートである「ボリンジャーバンド」で、株価の過熱感、そしてトレンド=方向性を確認する方法をみていきましょう。
ボリンジャーバンドの基本
実際に私もよく利用しているボリンジャーバンドのチャートを確認してみましょう。株探からお借りしました。①の記事で解説しましたが、ボリンジャーバンドのチャートは上の部分になります。
ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差(線=バンドのこと)で構成されています。真ん中にある移動平均線を「ミッドバンド」(黄緑色)と言い、上と下、外側に広がる5本(もしくは7本)の線で構成されています。
ミッドバンドを中心に上がプラス圏、下がマイナス圏となります。内側からプラスマイナス1σ(シグマ=緑色)、プラスマイナス2σ(水色)、プラスマイナス3σ(ピンク色)です。通常、株価がプラスマイナス2σ(水色)の中で収まる確率が95%程度、プラスマイナス3σの中で収まる確率が99%程度とされています。
逆に考えると、プラスマイナス3σからはみ出る時は1%程度、プラスマイナス2σからはみ出る時は5%程度と、はみ出る機会はほとんどないのです。
ボリンジャーバンドで過熱感を確認しよう
株価は標準偏差の範囲のなかでミッドバンドを中心に動いていて、ミッドバンドから上もしくは下に離れたら、再びミッドバンドに戻ると考えられています。株価がミッドバンドより上の位置にある場合は買われすぎになり、売り時と考えることができます。反対に、下の位置にある場合は売られすぎとなり、買い時と考えることができます。
ボリンジャーバンドでトレンドを確認しよう
次に、ボリンジャーバンドで株価の方向性=トレンドを確認してみましょう。チャートを見ると、バンドはいろいろな方向に向いていることがわかります。このバンドの向きで、株価のトレンドを分析することができます。
③の記事で解説しましたが、株価のトレンドは、①上昇トレンド、②下降トレンド、③横ばいトレンドの3つです。バンドに沿って株価が動くことで、
3つのどのトレンドなのかを分析します。
チャートを見ると、どちらかといえば横ばいで推移していた株価が、バンドの向きが変わった時にミッドバンドより上に位置して上昇している=上昇トレンドであることがわかります。このバンドに沿って株価が推移することをを「バンドウォーク」と言います。
私はすでに慣れていますから、チャート1枚を確認するための時間も短くなりました。ただ、自分の取引手法が確立して、どのチャートがしっくりすると決まるまでにはそれなりに時間がかかるでしょう。
チャートの分析は根気と努力でしか続けられませんが、この努力が儲けにつながると思えば、努力する意欲もわくというものです。チャートの分析を一日でも長く続けるために、自分にあったチャートを発見してみてくださいね!
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