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トレンドフォロー戦略で売買するなら、3つのトレンドを使いこなそう!③

株価は上昇したり、下落したりしながら時々刻々と動いています。だから、株式投資を始めた多くの人は、しょっちゅう持ち株の動きが気になるようになります。

「明日、株価は上がるのかな?」「それとも下がるのかな?」

未来のことは誰にもわかりません!ただぼーっと株価を見て、一喜一憂しているだけなら、はっきり言って時間のムダでしかありません。それに人間は欲の塊ですから、儲けがでればウヒョーと喜び、損が発生すればギャーとイライラします。

目の前の株価に一喜一憂していては、仕事も手につかなくなります。日々淡々と機械的に株を売買するために、チャート分析を活用しましょう。

前回②の記事では、株価の方向性=トレンドを「ローソク足」で見る方法について解説しました。今回は、その「株価の方向性=トレンド」について解説していきます。

株価のトレンドは3つ

株価の動きは、基本的に次の3つしかありません。

①上がるか、②下がるか、③横ばいか。

だから、株価が3つのうちのどれにあり、これからどう動く可能性があるのかをチャートで分析していきます。この株価の動き、いわゆる方向性を分析することを「トレンド分析」と言います。

つまり、株価のトレンドは次の3つになります。

①上昇トレンド
②下降トレンド
③横ばいトレンド

実際に、日経平均株価のチャートで3つのトレンドを確認しておきましょう。チャートは株探からお借りしました。

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①上昇トレンドは、株価が上昇する時のことで、右肩上がりに上昇します。②下降トレンドは、株価が下落する状況のことで、右肩下がりに下落します。③横ばいトレンドは、株価がある一定幅で行ったり来たりする状況のことで、「もみ合い・ボックス」とも言います。

株価はこの3つのトレンドのうちのどれかに当てはまることになりますから、「いまはどれかな?」と分析することがトレンド分析です。

株価の大きな流れに乗ろう!

チャートを見るとわかりますが、株価は上げ下げを繰り返しながら、上昇トレンドや下降トレンドを形成します。つまり、株価はトレンドが変わるまで一定期間同じトレンドが継続する傾向があるのです。

デイトレードやスイングトレードなど、人それぞれ投資スタイルは異なります。ただ、投資スタイルは異なっていたとしても、株価の方向性に合わせて取引を行わなければ、損失が発生する可能性が高くなります。わかりやすく言うと、上げ相場の時には、デイトレードでも、スイングトレードでも、買いで取引したほうが儲かりやすいということです。

結局、私たち投資家は、損失が発生する可能性をできるだけ低減することができれば、時間と複利効果を味方につけて資産を右肩上がりに増やすことができるようになります。トレンド分析を行うことで、損失が発生する確率を下げることができるようになるはずです。

私は当初、株価のトレンドを意識せず、株価が下がれば買って、上がれば売るということを繰り返していました。それでも儲かったのは、ただ単に株式相場が上昇相場だったからです。リーマンショックのような下げ相場の時に買いでは儲からないことを痛感し、トレンドフォロー戦略へと転換を図ったのです。勉強代は大きなものになりましたが、それも経験値として積みあがっていますからよしとするほかありません。

相場は生き物、一寸先は闇です。トレンドフォロー戦略を活用して、ドローダウンの少ない投資を心がけましょう。


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