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弾き継がれるもの


あなたのステキ

以前のブログで、私がステキだと感じた方々に「あなたにとってのステキとは?」とインタビューした記事をあげていました。
つまりステキな方々のステキをお聞きしていたわけです。
私から見てステキだと感じる理由は多々ありますが、その人達の共通点に「何かにひたむきに取り組んでいる」というところがあります。
その人達のお話をこちらでご紹介していきたいと思います。

今回は、ピアノ演奏家/音楽療法士 星川響子さん(30代 兵庫県在住)のステキです。



星川さんは、声楽家の母親の影響で、3歳からピアノを始めました。
レッスンの厳しさに、くじけそうになることも幾度もありましたが、やめることなく続けていました。
そして、高校生の時に音楽の道へ進むことを決意。
将来仕事にいかせることを見据えて、大学は音楽科の音楽療法コースを専攻しました。

現在は、演奏家と音楽療法士の仕事で、多忙を極める毎日です。
どんなに忙しくても、毎日30分~1時間の練習を日課とし、演奏会前には7時間にも及ぶ練習をしていると言います。

音楽療法士とは、心身に障害がある人や高齢者に、音楽の力をいかしてリハビリテーションをおこなう仕事です。
「感情の変化スケールを効果測定すると、(療法の)前後で明確に違いがでるんですよ」と星川さん。
自分の演奏で人に喜んでもらえることがモチベーションにつながり
「これからも更に技術を磨きながら、音楽活動を続けていきたいと思っています」と語ってくれました。


星川さんのステキは

そんな星川さんにとってのステキは、グランドピアノです。
「母が学生の時から愛用したピアノです。40年以上母娘で愛用していることがステキだと 思っています。このピアノが自宅にある恵まれた環境があって、音楽に向き合えたと思っています」


これからも、大切に大切に弾き継がれていきます。


※星川響子さん所属「合唱団泉北」
Mixed Chorusgroup SENBOKU – 合唱団泉北公式ホームページ (sakura.ne.jp)

※2021年12月取材再編


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