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Webライタースキルアップ講座

「Webライタースキルアップ講座」のようなものをしてほしいと、OFNEで言われたので講座に向けて何を話そうか、メモ書きしていこうと思います。
そもそもライターのスキルってなんだろうか。どうやったらライターになれるのか、はこの際置いておいて、ライターに必要なスキルってなんだろう。

そもそもライターとは

ライターとひとことでいっても、媒体によって扱いというか心構えというか、人となりというか、それぞれ違うものだと思っています。
たとえば新聞でいうならば、ライターというよりも記者。
雑誌などの紙媒体でいうならば、表現者。

じゃあWebライターは?

私が考えるWebライターは、もの・ひと・ことを言語化する人、かなと。
紙媒体系のライターさんは、自身の感情や考えも織り交ぜながら、読み物として面白いものを書くイメージだけど、Webライターは自身の感情は入れずに事実をそのまま読みやすく書くイメージです。

たまにブログと記事を混在している人がいるけど、ここは間違えてはいけない部分。
Webライティングは、読者がどう思うかが大事であって、書く人がどう思うかは大事ではありません。
「おいしい」というのは「おいしいという事実を伝えている」し、「やさしい」や「あたたかい」なども同じことがいえる。

だからWebライターに求められることは、その人・店・場所の魅力を一生懸命理解してそれをしっかりと言葉に変えて文章化してあげることだと思っています。

素敵な雑誌の記事を読むと「私は紙媒体のライターにはなれないなー」とよく思うんです。
紙媒体って、ライターさんの性格そのものが分かる気がするんですよね。
あーこの人ってすごく心がきれいなんだろうな、とか、やさしい人なんだろうな、とか。
読んでいて心が温かくなるような文章を見ると、紙媒体ならではだなーと思います。
だから、紙とWebは別物だし、紙が好きな人は紙が好き。
発行部数は減っても無くならない大切なものだと思っています。

話がそれましたが、結論です。
Webライターとは代弁者。
言語化できない人やものに代わり言語化してあげる人。
だから、取材対象をすごい好きになったり、深く理解したり、楽しんだりができる人が向いているのかもしれないですね。

Webライティングに必要なスキルは人から学べない?

ライティングのスキルは場数をこなせば伸びていきますし、コツなど本などで勉強できます。
だけど何より大事なのは、相手のことを理解して言葉にしてあげたいと思えるかどうかなのかもしれません。
その気持ちを全取材先に落とし込まないといけないので、なかなか大変ですよね。
けど取材が楽しければ愛情も湧きますよ。
だからまずは取材を楽しみましょう!

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