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障害者と労働

私は今、就労継続支援B型事業所に通っている。そこは完全に個人の出来高制で、作業した数が多い程工賃を頂ける。ただ、まだ1万まで届いた事がない。笑
B型とA型の違いは『雇用契約を結ぶかどうか』である。しかし、色々落とし穴があるので書いてみた。

B型事業所

契約上最低週3通えればOK。場所によって基準は違うが、出来高制で、頑張れば頑張る程工賃が増える。ただ、1工程1円程度なので月に1万行けば良いところ。
最低賃金以下の時給を設定している所もある。
雇用契約を結ばないので、ノルマも少ない。
(ここで言うノルマは納期の長さ)
障害の程度が重い人が多いので、引き摺られない忍耐は必要。A型事業所へのステップアップに使われる事もある。主に工賃では無く、生活リズムを固定するために通所する人が多い。

A型事業所

雇用契約を結ぶので、障害者全員に適用される条件の「週に20時間以上」働く必要がある。フルで行くと月から-8日の日数になる。週6の週もある。但し最低賃金を頂ける。
障害者枠の一般企業に入るための練習の場なので何かとスタッフの『常識』に捕われる。
“なんでコイツ最賃もらっとんねん”って思う奴が1人は居る(偏見)。
最低賃金の額は健常者と一緒だが、作業は健常者の仕事よりも簡易的になっている為、健常者から冷ややかな目で見られる。

最低賃金

何やら1500円にするとかの噂があるようだが、それをやると破綻する。会社として売り上げはそのままに、人件費だけが膨らむと、解雇される人が多くなるのは目に見えている。A型事業所は売り上げが発生している。だが、最賃が上がると多分募集人数削るしかない。
また、最賃は主に健常者に適用されるので、健常者からしたら、なんであんな簡単な仕事で給料一緒なん?と文句も出るだろう。

流石に健常者に気の毒だ。
しかし最賃以下でも時給制うらやましい。笑

A型事業所の闇

前述の通り、週6で通う事を余儀なくされる。
私は週6で通う事は無理だった。
でも他の人達は真面目に週6来ていた。
中には全然仕事してないけど、とりあえず週6来てお金持ってく、いわゆる給料泥棒がいるのも問題だ。時給なので仕事が完璧に出来なくても、とりあえず作業してれば最賃は出る。
お前はB型事業所からだろ、ってレベルの人がA型に居て最賃持っていく。りかさん(#・ω・)むかぁ
ちなみにA型事業所は、会社から解雇される事は無い。自主退職しかないのだ。

仕事内容

経験上、A型B型、そんなに差は無い。
本当に雇用契約を結んでいるかどうかだけである。それだけで給料は7倍違うのだからA型は凄い儲かる。週6行ける人はA型がおすすめだが、今こぞって応募してくるからA型も厳しいらしい。

おわりに

国は差別を無くそうと、最低賃金を障害者にも適用しているが、余計なお世話である。笑もうちょい健常者の事考えてやって。何かしらで障害者なんだから、違って当然なのである。ちなみに私は今、1日500円稼げると「よっしゃ」と思うようになった。最賃1時間分の半分である。休んでしまう日も多いが、雇用契約が無い為、そこは言われた事はない。
私に合ってるのはB型なのかもしれない。

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