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🐧今日の学びと感謝🐧登山は人生の縮図
4時起き、22時帰宅なので、今日の登山で感じたことのメモ書き貼っておきます。
たぶん明日?記事に直します。
とここまで、昨夜適当に投稿しておいたので、じゃあちゃんと登山のことをまとめた記事にしようかと思います。
初めてのソロ登山。
なぜ行こうと思ったかというと、特に予定の内お休みで、大雪山が紅葉シーズンに入るし、黒岳は2回登りましたが、北海道最高峰の旭岳ままだ登ったことがなかったので、登りたいと思いました。
一人で行っても、おそらく他の方もたくさん登られているだろうから、その安心感もありました。
朝4時起き、5時出発
前日は13時ごろまで宿のお客さまがいらっしゃって、そこから次のお客さまのベッドメイク、掃除、洗濯をして、車で旭川方面へ。
旭川のホテルに滞在し、「積読合宿」をしていました。
家にある積読になかなか手を付けられないので、ホテルにこもってじっくり読書の時間を確保しようというものです。
旭岳の宿もいいなぁと思ったのですが、さすがに高くて、旭川市内なら剣淵よりも旭岳に近いし、いいかなぁと思い。
旭岳までは1時間ほど。
ロープウェイが6時始発なので、それに乗れたらいいなと5時前に出発をしました。
結局は6:15の2本目に乗ることができました。
紅葉シーズンなので、混むだろうと思っていましたが、まぁ駐車場もまだまだ入るし、ロープウェイも満員てほどでもなく。
目的は山頂
着いた感想「思ったより寒い」
着ていたのは長袖、半袖Tシャツ、上にフリース。
駐車場に着いてすぐにさらにダウンを着ました。
準備不足だったなぁと思ったのが、帽子もハットではなく、ニット帽だったなというのと、ちゃんとごつい冬用手袋を持っていけばよかった。
手袋は農作業で使っていたうっすいやつでした。
旭岳の気温とかちゃんとチェックすればよかったなぁと反省しました。
そして登山道へと進みました。
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6:30登山開始。
とにかく風
つらかったのが風。
7合目まではとにかく風。
旭岳は森林限界をひたすら上に向いて真っすぐ登っていく感じなので、隠れる場所も大きな岩のあるところくらい。
風がすごくて、飛ばされるかなと思ったけれど、私より体が小さい方が登っていたから、まぁ大丈夫かなと。
休むにも風すごいし、止まったら寒いし、ほとんど休憩を取ることなく上を目指しました。
ちょっとの水と飴ちゃんを食べたくらいでしょうか。
困ったのが帽子。
ストラップで片側だけつながっているものだったので、ガンガン吹かれる。
どうしようかなぁと思ったときに、フードあるものを着れば・・・とレインコートを出して着ることにしました。
風もさらに防げてちょうどよかったです。
で、ここからが学んだこと。
私はずっとこれが山頂まで続くと思っていたんです。
むしろ上に行けば行くほど、もっともっと大変になるのではないかと。
ですが、7合目をすぎたら風がほとんど止み、陽がさしてすっごく楽になりました。
勝手にもっと大変になるだろうと思っていたけれど、意外とそうではないのかもしれない。
なので、進むのを怖がらなくてもよいのではないかと思いました。
雪ではなく霜
ロープウェイで着いて上を見たときに「あれっ?白いんだけど」と思ったのですが、これ、全部霜。
早朝だったからもあったのですが、真っ白で極寒の地でした。
※あれっ?でもこの日が黒岳初冠雪だったと大黒摩季さんが言ってました。いや、雪ではないはずなのよ
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旭岳は森林限界を真っすぐ上に登っていくんですね。
そこで登りながら思ったことがこちら。
登山道は決まっているが、どこに足を置くかは自分で決める。
ペースも自分で決める。
今回ソロ登山で、まぁ人の後ろを歩くことも多かったけれど、どこを踏めばいいのか、体力消耗しないように・・・とかいろいろ考えました。
やっぱり経験は大事。
これは人生もある程度同じかなぁと。
道は決まっていないけれど。
あと一息のところで、おそらく中国人の3人組に出会いました。
彼らは下山し始めたところ。
お兄さんが「上は晴れてました」って声をかけてこられたので「それはよかったですね」って言ったら、「今はガスってます」と流ちょうな日本語で。
登らないとわからないなぁと残りを進みました。
8:12登頂!
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女性ソロの方が自撮りをしようとされていたので、私も撮ってほしかったし、「撮りますよ」って言って、まず私が撮りました。
そして交代して撮ってもらおうとしたら・・・「あ、晴れてきた!」って。
それがこの写真なのですが、つくづく私は幸せな人間だなぁと思います。
ただのラッキーですが。
もちろん再び交代して撮りましたよ。
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下山
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上でゆっくり休憩していられないくらい寒かったので、さっさと下りることにしました。
あの強かった風はほぼ無風になっていて、帰りこんな楽なところだったんだなとビックリしました。
途中すれ違ったおじさんに「上どうだった?」と聞かれましたが、「ガスってましたけど、晴れたりもしました。こればかりは行ってみないとわからないですねぇ」って言うしかありませんでした。
同じ場所でも、見るタイミングによって見える景色は違うなと。
人はなぜ山に登るのか?
ベストシーズンもあって、たくさんの方が登山されていました。
私は早い出発だったので、登っているときはほとんど下りてくる人はいませんでしたが、下りはどんどん人が登ってくるので待ち待ち下りました。
「人はなぜ山に登るのか?」
そう質問されたら、私はこう答えるかもしれません。
自分がとてもちっぽけな存在であることを意識するために。
だから何してもいいんじゃない?地球の歴史の中で私が生きてるのは一瞬だから、やりたいこと、自分が楽しいと思うことをやればええやんと。
下山後は紅葉散策
下山し、冷えたのでトイレに行くためにロープウェイ駅まで戻りました。
そうしたらコーヒーの香りがして、ホットコーヒーの誘惑に負け、ひと休憩してから、せっかく紅葉シーズンに来たのでぐるっと1周散策することに。
その写真だけ載せておきます。
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自分との対話がしっかりできたいい時間でした。
ソロ登山に挑戦してみてよかったです。