お札の乖離率とは?

乖離率(かいりりつ)とは一体何?って話です。
簡単に言うと、高値掴みや安値売りを少しでも避ける為の指標の1つ。
RSI(相対力指数)というのもありますが、これは値動きの強弱を数値で表しているものに対して、乖離率は移動平均線をベースに判断していくものとなります。

移動平均線は、指定した日数の終値を結ぶ事でグラフが出来ます。例えば5日の移動平均線を出したいなら、日足チャートの過去ローソク5本の終値を結ぶ事でグラフ化出来て平均値も算出可能という事です。

MYCでは、お札の価格が変動するのにこの乖離率が関わっているとか。。。そしてその計算式がこちら。

御札の供給量、価格決定計算式

そしてパラメーターは以下の通り

OFUDA.supply:一回当たりの御札の発行枚数
OFUDA.price
:御札の購入価格
Deviationrate:中央値と平均値から算出される乖離率
1,P:運営側で決定するパラメーター
2,f(x):GFC流通量と保有人数から算出される近似式
3,max:一人当たりの最大購入可能枚数
4,Average:GFC保有枚数の平均値
5,Median:GFC保有枚数の中央値
6,G:中央ユーザーの御札購入可能枚数

こ~んな感じ。これはひとまず置いといて
実際にどんな使い方をするのか例にしてみます。

例)本日の時点であるトークンが1枚110円だったとします。
そして30日間の移動平均線が100円だとすると、乖離率は+10%。
逆に1枚90円だった場合は乖離率は-10%となります。

つまり乖離率は、価格が移動平均線からどれだけ離れているか?を知る事が可能です。これがなぜ高値掴みや安値売りを少しでも避ける為になるのか?どう関係するのか?

・トークンの買い⇒価格が上昇⇒移動平均よりプラスに離れて乖離率がup!
・トークンの売り⇒価格が下落⇒移動平均よりマイナスに離れて乖離率がdawn

となるわけで、乖離率がアップする程売りに入られる可能性も高まってきますし、ダウンする程反発する可能性も高まるって事になります。
%別で判断する基準としては。。。

■5%プラス乖離率は少し注意、8%下落に備えて警戒、10%はいつでも下落する可能性あり。
■5%のマイナス乖離率では安値圏内、8%で底打ち周辺 10%でいつでも上に反発する可能性あり。

ここから言える事は、プラス10%なのにそれを知らずに購入してしまう→高値掴み。
マイナス10%なのに売ってしまう→安値売り

という結論に至ります。

ではこのお札での乖離率って???
ですが、直近では中央値(Median)は23、平均値(Average)は34.51724とアナウンスがあったので、これをDeviationrateの式にあてはめると、
Average-Median/Median=Deviationrate
34.51724-23/23⇒11.51724÷23となり、乖離率は0.50074957%

実際MYCにおいてこの乖離率をどう見れば良いのかはわからない点もあるのですが、プラス乖離率の範囲にいる以上、人気の傾向というのは伺えますね!!



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