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きのこのグミを作ってみた
今秋はたくさんの新しいきのこに挑戦してみました。中でも面白かったのが、透明なきのこたち。
1つ目は「toothed jelly(歯のあるゼリー)」とか「cat's tongue(猫の舌)」と呼ばれる透明のきのこ"Pseudohydnum gelatinosum"。日本語だと「ニカワハリタケ」と呼ばれるようです。
「歯」とか「針」などの言葉から想像できるように、キノコの傘の裏側に突起が並んでいます。でも全体的にゼラチン質でプルプルしているのでチクチクしている感じではありません。「猫の舌のザラザラ」が一番近い感じ。
もう1つは「witch's butter(魔女のバター)」と呼ばれる鮮やかなオレンジ色の"Tremella mesenterica"。こちらは日本語で「コガネニカワタケ」と呼ばれるそうです。確かに黄金色。こちらもぷよぷよしています。
両方ともキクラゲの仲間みたいです。スープに入れてもいいのですが、特に白い方は、デザートとして食べるのが一般的、とキノコの本に書かれていたのとあんまり量がないこともあり、2つ一緒にシロップ漬けにすることに。
まず、水、砂糖、柑橘系果汁1:1:1を火にかけて、甘酸っぱいシンプルシロップを作ります。今回は、レモンとライムの果汁半カップにしました。
シロップがとろりとしたらキノコを投入。5から10分ほど煮込み、火を止めて30分ほど漬けて完成です。
白い方は生でも食べれるそうですが、黄色い方は火を通す必要があるそうです。今回、ちょっと長く火にかけすぎて、白い方は溶けかかっているような・・・
きのこには味があんまりなくて、甘酸っぱいシロップの味。歯ごたえもいい感じで美味しいです!
白い方がたくさん取れたら、今度は熱したシロップに漬けておくだけにして、もっと歯ごたえを残してもいいかなーと思います。さらにこれを乾燥させると日持ちするグミみたいになるそうです。
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