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クラウドソーシング挫折して、報酬8倍になった話

クラウドソーシングサイト。それは、駆け出しライターの多くが、案件獲得のために最初に目をつけるサイトだと思います。

▶クラウドソーシングサイトとは?
仕事を依頼したい企業と、仕事を引き受けたい個人をオンライン上でマッチングしてくれるWebサイトのこと。

私もおよそ10年前、フリーライターとして活動を始めた際、「こんな素晴らしいシステムがあるなんて!」とワクワクしながら登録しました。そして、いくつかの案件に応募し、無事に案件ゲット! ……したのですが。

理想とかけ離れた現実が待っていました。


月18,000円しか稼げない


私がクラウドソーシングサイトで依頼を受けた初案件は、一定期間、週に数十本(多い人は100本らしい)の原稿を提出するもので。最初の数週間は、試用期間として週5本からのスタートでした。

やってみて、ビックリ! なんと、「お試し記事5本」を書くのに、きっちり1週間かかってしまったのです。

「えー⁉ これを試用期間後は数十本⁉ ぜったい無理だぁぁぁ」

と絶望した私。執筆のスピードを上げるにも限界があるな、と。

ちなみに、報酬は1本900円。文字単価にすると、およそ1.5円/字です。

週に100本書けるライターさんなら、その案件1つでもかなり稼げます。(今思えば、本当に100本書いていた人いるのか疑問だけども)

一方、私は……
900円×5記事=4,500円/週
毎日みっちりやっても、月に18,000円しか稼げない!?

その現実を知り、途方に暮れたのです。

試用期間中に自ら挫折宣言

「恐縮ながら、自身の力不足につき、規定の本数の提出をお約束できない状況です。本数を減らしていただくか、本採用を辞退させていただけませんでしょうか」

意を決して、案件の依頼主に相談。担当者のご厚意により、本数を減らして本採用してくださり、期間満了まで執筆させていただきました。

でも、その後の継続の話はもちろんナシ。さらには、「数をこなす系のライティングでは、人様の役に立てないんだ」と気づいた私。当時、そういう案件が多かったクラウドソーシングサイトでは、応募する意欲すら失せてしまいました。

クラウドソーシング、挫折。

もう自分で営業活動するしかない。数をこなす系ではなく、1記事1記事を丁寧に仕上げるライターが求められる案件を探すぞ〜。お〜!


迷いはありませんでした。

文字単価10円超えの案件を受注

自分で営業活動とは、どうすればいいのか。

当時、何のスクールもコミュニティも入っていなかった私は、完全に一人でオリジナルの案件獲得法を編み出すしかありませんでした。

でも、それがよかった!

仮に営業活動に失敗しても、誰に見られているわけでもないので、恥ずかしいことはない。そう思うと、自称・コミュ障な私ものびのび活動できたのです。

オリジナルのやり方でたくさんの案件に出会うとともに、平均報酬も一気に上がりました。

例えば、

・女性向け情報サイトの記事執筆:文字単価およそ2円/字
・ファッション業界専門誌の記事執筆:文字単価およそ10円/字
・学校パンフレットの記事執筆:文字単価およそ12円/字

※実際は案件ごとの報酬ですが、わかりやすく文字単価を計算しました

(報酬 ÷ 文字数)

上記は、クラウドソーシングを挫折してから半年以内に獲得した案件の一例です。最高額は文字単価およそ12円/字。クラウドソーシングの案件は1.5円/字だったので、8倍ということになります。

私にできたのだから、みんなできるはず


この記事で伝えたかったのは、もし今挫折しかけているライターさんがいたら、やり方変えてみて!ってこと。

書くのが好きで、書いて生きていきたい! という情熱があるなら、きっとそれを叶えるのに最適なやり方があると思うんです。

参考までに、私の営業活動の詳細はこちら↓の記事でご紹介しています。

挫折というピンチが、未来を照らすチャンスになることを願って。

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ライターりか🖋書くを仕事に
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