商業出版する方法#3〜出版企画書でやってはいけないこと。
ビジネス・実用書出版プロデューサーの渡邉理香です。
商業本の出し方・書き方#3についてお伝えします。
今回は「出版企画書でやってはいけない」こと。についてお話します。
これはもう一つしかないです。
自分が書きたい!出したい!本の内容をまとめてはいけない。
です。
商業本を出したい!
書きたい!
こういったお気持ちを持たれるビジネスパーソンの場合、たいへん申し訳ないのですが、、
読者ニーズに沿ってない企画になっていることが9割ですね。
いや!自分はお客様のことを考えている!
と思っていらっしゃるかもしれません。
でも大事なのは、あなたのお客様以上に
出版の世界のお客様=読者の目線に立っていただきたい、ということです。
でもね。。。
なかなか立てないんですよ!ビジネス・実用書の著者さんは!
だから、「編集者」がいるんですけどね。客観視できないし、できづらいので。編集者が存在するのです。
本は出版業界の「お客様=読者」に買ってもらう必要があるのです。
その意味でも「読者」の性質を知る必要があるし、、
リサーチはご自身でも行ってみて欲しいです。
ビジネス・実用書を出したい!という方は、起業家・経営者がほとんどです。
マーケティングやセールスについて、自分の商品を売るのには躍起になって考えるのに、本に視点が映ると、途端にそれが「曇り」ます。
あれなんなんでしょうね?
そして、、
>〜が伝えたい!
>もっと広めたい!
そればかりが先行して、「読者を置いてけぼり」にしていく。
そこに気づかない人も多いですね。
だから「編集者」がいるんですけどね。
あと、商業本の場合「出版社の力がないと、出せない」という、どう足掻いても変えられない現実が横たわります。
なので、「読者」もそうですが、「出版社に選ばれる」企画を意識することも重要だと思います。
まとめますと・・・
自分が書きたい!伝えたい!企画として作られていて
出版社が欲しい!と思える企画になっていない。
これがおうおうにしてあるあるネタ、ってことです。
読者に届ける前に「出版社」を通さないと商業本は出ませんので、、、
「出版社に選ばれる企画を構築し、企画書にまとめる!」
ということが本来大事になってくると改めて考えますし、そのつもりで企画書を書かれることをオススメします。
ということで、本日はここまで。
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